<ペンラケットの特性と分類>
◆日本式ペンホルダー
<手首の稼動範囲が広いので一発で決める決定打や台上技術がやりやすい>
グリップ部には主にコルクが使用されており片面のみにラバーを貼る選手が多い。
ブレードの形状から角型、角丸型、丸型などに分けられ日本、韓国などに使用選手が多い。
■単板
<独特の弾みと柔らかい打球感>
その名の通り一枚の檜板から作られ、「吸い付くような独特の打球感が得られる」と人気があるが
木目を縦横に組み合わせて耐久性を上げられる合板に比べて「割れやすい」という欠点がある。
また特性が板材の質に影響されるため、同じ種類のラケットであつても品質のばらつきが大きいが、
高品質の檜を使った単板ラケットは独特の打球感に加えて反発力と剛性のバランスが良いため、
特に角型ペンホルダーのドライブ主戦型選手に人気がある。
*詳しい説明はショッピングサイトに載せています。(商品名をクリック)
■合板
異なる特性の板材を組み合わせることによって反発力と剛性のバランスをとることにより、
単板ラケットに比べて多彩な特性のラケットが作られ、品質のばらつきも小さく基本的に3・5・7枚合板に大別される。
弾性等が出る特殊素材との併用が可能なのも特徴であるが木材合板の打球感にこだわる選手も多い。
合板ラケットにも様々なタイプの物があり3枚合板から、多いものだと11枚合板というラケットも存在している。
☆合板枚数について
原則として合板の枚数が増えれば増えるほど、ラケット全体が丈夫になりそれだけ打球感も硬くなっていく。
しかし中には通常の5枚合板よりも軟らかい7枚合板や、通常の7枚合板より硬い5枚合板なども少なからず
存在する。またルールに「ラケットの85%以上は天然の木を使う」という規定があるため、各メーカー色々な
素材を開発している。
合板の硬さを調べるには、ブレードの表面をたたいてみるとよい。高い音がすれば、比較的硬い合板であり、
低い音がすれば、比較的軟らかい合板であるといえる。
また、組み合わせるラバーの硬さによってもラケットの総合的な打球感はかなり違ってくるのでラバーを色々変え
ながら、自分の好みの打球感に調整してみましょう。
☆取り扱いについて
ラケットは天然の木を使っているためとても湿気を吸いやすくなっています。湿気を吸いすぎると飛ばなくなっ
たり、重くなったりするため、乾燥剤などを入れていつも乾燥しているようにしましょう。また割れたり折れたり
しやすいため、踏まれそうな場所や、落下しやすい場所には絶対に置かないようにしましょう。
*3枚合板
スピードよりもやわらかい打球感と安定を求める選手にオススメ!
<弾みを抑え守備型に多く使用される>
中芯材と2枚の上板で構成されており打球感は柔らかいため、初心者やカット主戦型に用いられることが多いが、
中芯材の厚さを確保できるので、高い弾みを有するラケットを作ることもできる。
ヨシダスポーツお薦め「3枚合板ラケット」 |
ニッタク |
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*詳しい説明はショッピングサイトに載せています。(商品名をクリック)
*5枚合板
裏ソフトラバーでドライブを多用するオールラウンドな選手にオススメ!
<様々なタイプのプレーヤーに合わせて作られた万能ラケット>
中芯材と2枚の添材、さらに2枚の上板で構成されており反発力と剛性のバランスがよく、
ブレードの薄型化が可能。
個々の商品によって特徴が異なり、商品数も多いため、戦型を問わず初心者から上級者まで広く扱われている。
*7枚合板
表ソフトで強打する選手や前陣でのピッチの速い攻撃が得意な選手にお薦め。
裏ソフトラバーでドライブを多用し5枚合板よりもスピードがほしい選手にオススメ!
<木材合板の打球感を生かしつつスピードもほしい選手に>
中芯材と4枚の添材、さらに2枚の上板で構成されており反発力と剛性が強いため、球離れが速い。
個々の商品によって特徴が異なるが、7枚の合板構成のためブレードが厚くなりやすい。
ヨシダスポーツお薦め「7枚合板ラケット」 |
バタフライ |
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ニッタク |
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VICTAS |
・SLEEK |
*特殊素材
<合板にスピードや強度が強化され様々なタイプの選手にあった商品を選べる特殊素材>
ラケットは素材の85%以上は天然木と決められていて、15%以内なら木以外の材料を使用することが
認められており、炭素繊維、アリレート、(ベクトランファイバー)、ケブラー、ガラス繊維、チタン、ザイロンなどの
特殊素材入りラケットが各社から数多く発売されており、特殊素材入りラケットが攻撃型から守備型まで様々
なプレースタイルに合ったトップ選手を中心に用いられるようになった。
*詳しい説明はショッピングサイトに載せています。(商品名をクリック)
◆反転式ペンホルダー
<前陣攻守型や片面に異質ラバーを駆使する選手に>
両面にラバーを貼れるようになっていてグリップ部にコルクを使っているものの日本式とは違い両面に
コルクをつけている。
主に異質ラバーを貼って球質の変化をつける選手がよく使っている。
*詳しい説明はショッピングサイトに載せています。(商品名をクリック)
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