岐阜市市秘66号
                                                        平成20年12月19日

 岐阜市議会議員
    服 部 勝 弘 様

                                                    岐阜市長 細 江 茂 光
        

                   公開質問状について(回答)


   平素より、岐阜市政の発展のため御尽力を賜りお礼申し上げます。
   さて、公開質問状の5点の質問事項につきまして下記のとおり回答させていただきます。


                         記

一、 市長辞任表明を撤回される意志はありますか。
 12月11日に、12月31日をもって市長の職を辞する意思を固めたものであり、現在もその意思は変わるものではありません。
一、 辞職されるならば、再立候補しないという表明をされてはどうですか。
 市長選挙を通じて、市岐商の移管による立命館の誘致について民意を問いていきたいと思っています。
一、 市長辞職に伴い退職金が支払われることになりますが、これを辞退する考えはありますか。
 42万市民の代表として、組織のトップとして、市民福祉の充実などのために日夜粉骨砕身、市長の職務を務めているところであり、退職手当はその職務に対する報償であると理解しております。
一、 市長選挙を実施することにより、新たに数千万円の公費を支出することになり、「税金のムダ遣いだ、もったいない」ということになりますが、これについてどのように考えておられますか。
 市岐商・立命館に関する議会のご判断は、大変重く受け止めておりますが、市長選挙を実施し、大局的な見地から、また岐阜市の活性化、そのための教育という観点に立って「直近の民意を確認」することは将来世代に悔いを残さない政策を実現していくために必要と考えております。
一、 強行して市長選挙を行うことは、更に市政の混乱を招くことになりますが、如何お考えでしょうか。
 市岐商・立命館の件につきましては、すでに2年間にわたり議論してまいりました。このまま議論を続けることは、他の政策にもさまざまな影響を及ぼすことも考えられます。
 この際、いち早く市民の皆様の民意を確認し、市民の思いをベースにした政策を実行していくことが肝要と考えております。