要  望  書

前略 貴職におかれましては議会運営に格別のご尽力を賜わり深謝致します。

 さて、早速ですが、私共市議会に対して、多くの市民から改革・改善を望む意見が寄せられています。つきましては、岐阜市の行政改革を推進する当市議会としても、不況に苦しむ多くの市民の立場を理解し、率先して自らの改革に取り組む必要があると考えます。そこで下記の課題について早急に改革・改善に向けて取り組んでいただきますよう要望致します。よろしくご指導を賜わりますようお願い申し上げます。

                  記

1、 議員定数(現行44名)を平成19年の選挙から6名削減し、38名にする。
1、 議員報酬、政務調査費を引き下げ減額し、費用弁償の支給を廃止する。
1、 議長公用車を廃止してタクシーなどを利用する。
1、 議員の海外視察を廃止する。
1、 議場傍聴者の入場手続きについて、氏名・住所の記入を廃止する。
1、 議場での子連れの傍聴を認める。
1、 本会議・委員会における傍聴席から写真・ビデオ・録音をとることの自由を認める。
1、 議場での市長・議員・理事者の議長による指名について、「君」呼びを「○○議員」もしくは「さん」とする。
1、 市職員による議員の「先生」呼びを廃止して、「○○議員」もしくは「○○さん」を使用する。
1、 岐阜市椿洞の産業廃棄物不法投棄事件について、議員の関与の有無など、市民から議会や議員に対する批判も出ているが、本件について十分な監視機能を果たせなかったことを反省し、議会として責任の表明をする。

     平成18年1月31日                                                                                                                

                                                     岐阜市議会無所属クラブ
                                                          服  部  勝  弘
          

   岐阜市議会議長
     大 野 邦 博