申 し 入 れ 書


前略 貴職におかれましては岐阜市政のために格段のご指導とご尽力を賜り深謝致します。

 さて、岐阜市椿洞の産業廃棄物不法投棄事件で、10月14日に開かれた岐阜市の「検証委員会」において、産廃行政に携わってきた担当職員を対象に聞き取り調査が行われ、この中で担当職員は、「複数の市議から善商に対して指導を弱くするように要求されたことがある。」と証言し、市議からの圧力があったということが新聞報道されました。

 議員が関与していたということは、本年3月17日、善商が岐阜県警により摘発を受け、産廃不法投棄事件が発覚した直後から噂されていたし、私共にも情報が寄せられていたが、この日の職員の証言で実証されたことになります。

 これだけの重大事件に関して、岐阜市議が担当職員に圧力≠かけていたとなると、これは由々しい問題であり、言語道断であります。

 よって、岐阜市議会としてもこの問題を真摯に受け止めて、早急に実態を調査し、多くの市民の疑問に対して、その真相を明らかにして説明する責務があります。またそのことが議員や議会に対する市民の疑念を払拭することにもなります。

 そこで、全員協議会もしくは各派幹事長会議を早急に開会し、関係議員の関与について真相を究明する場を速やかに設定されますよう強く申し入れを致します。

                                                                                草々

  平成16年10月15日                                                           

                                                                     岐阜市議会議員
                                                          服 部 勝 弘

 岐阜市議会議長
   
小 林 ひろし