岐阜市政だより    めざします!!  岐阜市の改革と発展
                      不偏不党市民の立場で岐阜市のあり方を案ずる 市民必読の情報誌
                                          
                                                第49号(平成15・16年版)
                                                           発行所 岐阜市議会 無所属クラブ
 

提言  県都を二極分散し、広域連合の元気な町づくりを 東部副都心構想
 
                                岐阜市議会議員(無所属・無党派) 服 部 勝 弘

 岐阜市の東部地域は広域で、人口、世帯数も多くかかえている。ところが、岐阜市中心市街地から遠く離れているために、通勤、通学等に不便である。これに伴う時間的、経済的な損失は大きく、加えて急速な少子高齢化が進んでおり、将来の発展が阻害されている。そればかりか、ゴミ焼却場などの不快施設の集積場となっている。
 政令指定都市をめざす岐阜市の町づくりは、編入合併による安易な数合わせだけでは、展望が開けない。
 そこで東部地域の自然、歴史、伝統文化などの特徴を生かした二眼レフの町づくり・・・すなわち、この地域を各務原市・関市・武芸川町など周辺市町を含めた副都心エリアとした広域連合の町づくりをし、県都岐阜市を一極集中型の閉塞した都市から、二極分散して地域間競争を高めることにより、岐阜市を活性化して、明るく住みよい元気な町づくりをめざすことを提言する。


 地域の特色を生かした魅力を発信

 その方策として、芥見・岩地域に国、岐阜県、岐阜市の行政機関の一部を設置し、岩地域には自然を生かした総合レジャー農園を広め、三輪のファミリーパークをスポーツ・レジャーランドとして整備し、三輪・藍川・日野・大洞地域には、道の駅、バイオ・ハイテク企業、社会福祉、病院、大学、短大、レジャー、ショッピング施設などを誘致して、雇用の場を確保し、産業基盤を確立して若者が定住できる住環境を整える。
 また、この地域にある多くの神社、仏閣、史跡、施設、名所などの文化財をめぐる、自然、歴史散策コースを開発し、あわせて長良川左岸堤防を利用したサイクリングロードを整備して、市民参加型のスポットとして魅力を発信する。
 さらに、コミュニティバスを配備し、老人・子供・身障者などにやさしい福祉・環境を重視した町をつくり生活圏を拡大する。こうして地域の連帯を図り、関市・各務原市・武芸川町など周辺市町との交流を深めて、岐阜市の副都心エリアを構築した夢と希望の持てる町をつくる。
 このように岐阜市の中心市街地と対峙した広域的な生活者重視の新しい町をつくり、県都岐阜都市圏を拡大すれば、地域間の競争も活発になり、岐阜市の発展が期待できる。
 いつまでも柳ヶ瀬を中心とした、一極集中型の一眼レフ的な従来の都市づくりでは、交通渋滞を招くなど市民生活への影響も多く、岐阜市の発展は望めない。
 今こそ発想を転換して、大胆な都市づくりに取り組まないといけない。

 “日本一元気な県都づくり”を・・・といったキャッチフレーズだけでは、岐阜市の都市づくりは出来ない。
 地域の特色を生かし、百年の大計に立った具体的な町づくりに取り組むことが重要である。



提唱  「一票一揆の世直し運動」 あきらめては、政治は変わらない!!

 
最近、各種選挙で投票率が低下している。その原因はいろいろとあるが、棄権は、いわゆる責任回避である。これでは世の中は変わらないので、必ず投票しましょう。
 
そこで、
「一票一揆の世直し運動」を提唱します。
 多くの皆さんのご賛同をいただき、この運動の輪が広まって、世直しの原動力となることを期待します。
  
   参加者は自らが次の項目について心に誓い、順守すること。 

一、 各種選挙で必ず投票する。
 《棄権は危険である》
一、 企業、団体などしがらみの多い候補者には投票しない。
 《金権や古い体質の候補者はボイコットする》
一、 自分の選挙区の議員活動について関心を持ち、見守ること。
 《無関心で白紙委任であってはいけない》


 
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