委員会傍聴記
議員心理みえみえの議論
岐阜市議会の議会運営委員会で議員定数(現行44名)の問題を協議しているが、8月28日に委員会が開催された。
「定数を減らしたくない」といった党利と議員心理がみえすいた発言に傍聴者も怒りを超えて噴飯した。
▽ 主な議員の発言の要旨は次の通り。
・ 稲垣(共) 現行44名を確保し、できれば46名に増やすべきだ。
・ 松原(民) 現行通りで減らすべきでない。
・ 中尾(公) 現行定数を維持
・ 松尾(無) 議員の数より、質を高めるべきだ。
・ 堀 (自) 4名減らして、40名に
・ 西川(市) 40名に減らすべきだ。
服部勝弘の主張
市役所の行政改革の原点は議会改革である。現行の44名の定数を36名に減らして、議員間の競争力を高め、マンネリ化した議会を改革し、議員の資質を高めて岐阜市の活性化に努めるべきである。まず
“隗より始めよ” である。定数削減なくして議会改革を論ずるのはナンセンスである。