要 望 書

 日頃は岐阜市政の発展のために格別のご尽力を賜り深謝致します。
 
 さて、岐阜市議会議員の定数問題については議会運営委員会で審議されておりますが、この問題について、私共「市民の声を市政に反映する会」では、去る6月20日〜7月15日に岐阜市民1,000人を対象にしたアンケート調査(有効回答者602名)を実施しました。それによりますと、現行の44名の定数について、多いので減らしてほしいという回答が69%(415人)を占めました。
 
 岐阜市役所の行財政改革が叫ばれて久しいのですが、市民の視点に立った改革は遅々として進んでおりません。とりわけ議会改革、すなわち議員定数の削減問題は全国的な課題であり、岐阜県内においても、県議会を始め大垣、関、各務原、瑞浪、多治見の各市議会がそれぞれ取組み、実現しております。こうした動きはさらに広まることと思います。つきましては、岐阜市議会においても多数の市民の要望にそって議員定数の削減をし、岐阜市役所の行政改革について自ら範を示すべきだと思います。
 
まず、「隗より始めよ」であります。議会改革、すなわち議員定数の削減なくして市役所の職員削減を論ずることはナンセンスであります。

 よって、岐阜市議会におきましては、市民要望にそって民意を反映すべく議員定数削減などの議会改革に向けて、市民に判りやすく対応されますよう、議長において格別のご指導を賜りますようご要望申し上げます。

  平成14年7月30日

                                                 
                                          「市民の声を市政に反映する会」
                                               会   長  服 部 勝 弘
                                               事務局長  天 野 康 生