モリガン HALF-TYPE
クリアーバージョンを作ろう!!!


<このページについて>

「クリアー成型のキットを思わず買っちゃったけど、
どうやって組み立てたらいいの?」
と、お悩みの貴方に、こんな風なやり方もありますよ
と、一つ「提案」するものであって、これが正解ではないので、
お手元のキットをよく見て判断してください。


ー 必要なもの ー

・離型剤落とし(市販のもの)
・ニッパー(なくてもOK)
・カッターorデザインナイフ
・紙やすり(#180,#320)
・「プラカラー」のクリアーx2
.....以上です。

ポイントは、「プラカラー」のクリアーを、当然、
仕上げに使うのですが、その前に「パーツの接着」に使うことです。

STEP_1

☆ 離型剤を落とそう ☆

-ちゅうい-
クリアー成型品は、離型剤を落とした状態で日光に当てると、
日焼け(黄色くなる)可能性が高くなるので、以後、
(少なくともコーティングが終わるまでは)
作業は夜間に行うことをお奨めします。

ぼくは、イメージモデリングクリーチャーズさんの
「はげます」というのを使っています。
これは、筆でぬりぬりしてティッシュでふきふきするだけで
「きしきし」と音がする程、すっきり落ちてしまう
というすぐれものです。

...まあ、とにかくそれぞれの方法で離型剤を落としましょう。

STEP_2

☆ パーティングラインを消そう ☆

-ちゅうい-
パテなどが使えないので、くれぐれも削りすぎないように。

-さぎょうかいし-
まずはバリを大まかにニッパーなどでとります。
取ったバリはあとで使うので、とっといてください。

バリを取ったら、#180の紙やすりで
パーティングラインを消すのですが、この作業だけで
終わらせるつもりで、慎重にやってください。

形が変わるほど削ってしまうことの無いように、
ちょっとくらいは気にしないくらいで、
ほどほどにしておきましょう。

傷だらけになりますが、大丈夫です。
ぼくはこのままでもよいのですが、傷が気になる人は
#320で傷をならしましょう。

STEP_3

☆ パーツをくっつけよう! ☆

-ちゅうい-
「プラカラー」のクリアーでつけるので時間がかかります。
気合いを入れてかかりましょう。

真鍮線を通すと見えてしまうので、
補強できないので、完成後も壊れやすいです。
(一度つけてしまえば、接着面が増えるので
とれても最初よりはくっつき易くはなります。)

-じゅんび-
買いたての状態だとなかなか乾燥しないので、
しばらくふたを開けておいてちょっとドローっとしてるくらいにします。
一晩くらいくらいでしょうか.....。
ちょっと触って、糸を引くくらいだとちょっと乾きすぎなので、
糸を引くか引かないかのあたりがBEST。

乾きすぎたら、うすめ液でもどしましょう。

ちなみに、かならず塗装用とは別に用意してください。

-くっつけましょう-
よく仮組みをして、接着の順番を確認しましょう。

このキットの場合、まず本体に右側の
腕のところのひらひらをくっつけてください。

つけかたは、パーツ同士がくっつくところに筆で
クリアーを塗って、それをくっつけて、
乾くまで手で押さえておきます。(根性!!!)

ある程度乾いたら、手を離してドライヤーで強制乾燥。
あんまり風が強いと、パーツが動いてしまうので
気を付けてください。

完全に乾燥しないまでも、パーツが固定できたらOKです。
(もともとクリアーは乾燥に時間がかかるので.....)

ひらひらのパーツがついたら、後ろの羽根をつけます。

右側の羽根はひらひらのパーツの上にのっかるので
まだいいのですが、左側は何もないので大変です。

この様に、自重があるのにもかかわらずに、
接着面が小さいときは、とっておいたバリの部分を使って
支えを作って目立たないように、死角になるところに
取りつけてあげるといいです。

(こんなかんじで。↓)

まずは右側をしっかり付けてから、左側をつけてください。

後ろの羽根が付いたら、左のひらひらと後ろの髪の毛を付けます。
髪の毛は上の方から、羽根の隙間に差し込むようにすれば
つけられると思います。
どちらからでもいいですが、1つ1つじっくりつけてください。

そして残るは頭の羽根なんですが、
これも接着面の割に意外と自重があるので、大変なんです。
しかも、接合部がまる見えなので、
補強することができず、プラカラーだけでがんばって
くっつけるしかありません。

しかも、完成後にいちばんぶつけてとれやすいです。

最後に、ベースに固定して完成です。

STEP_4

☆ コーティングをしよう ☆

-ちゅうい-
ヤスリがけの時のかすはよく落としておきましょう。
ホコリにも気をつけましょう。

-塗装しましょう-
エアブラシを使う場合、サーフェイサーを使わないので、
あまり薄めすぎると表面を流れてしまうので、
できるだけ濃いめで吹いてください。
(糸ひかない程度に...)

エアブラシがない場合は、筆で塗ることになりますが、
この場合、汚れていないおろしたてのを使うようにしてください。
毛が抜けないタイプの、ちょっといい筆を用意してください。
プラカラーの方には、筆あとが残りにくくなるヤツを
入れておくと安心です。

いずれの場合も、しっかりと塗面が確保できれば完成です。

いちおう、完成後も日焼けしないように、
直射日光が当たらないところに置いておくようにしましょう。


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