アムロ・レイ
〜シングルレコード「砂の十字架」イラスト版〜

これは、毎年行われている「モデラーズスペース展示会」用の
95年度の課題作品として作ったもので、
しかも初めからJAF−CONで販売することを
前提にして造りました。

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実は、よぢはんおとこは昔から安彦良和さんの大ファンで
特に、最初のガンダムのイラストの中では
このイラストが好きで、自分でも模写して書いたりしてました。
だから、この前の年に課題が「サンライズ」に決まったとき、
絶対これを作ろうと思っていました。

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実際には、「モデラーズスペース展示会」の
2〜3週間ぐらい前から作り始めて、その時出来たものを
そのまま色も塗らずに展示しました。

展示会が終わってからは、冬のワンフェス用の
ナコルルを仕上げるために中断し、
冬のワンフェスが終わってから作業を再会して
とりあえずJAF−CONの写真提出までにある程度
作って、色を塗って撮影後また色を落として、
ベルグさん(型抜き屋さん)に出すために
とりあえずイベントの1カ月前までに仕上げました。

トップページにずっとあった画像は
この時の版権申請用の写真です。

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使った材料は、すべてファンドです。
後ろのところが大きかったので、貧乏なよぢはんおとこは
ファンドをケチって中空でつくっていたため
ベルグさんの方で、真空脱泡したときに上のところが
ちょっと壊れてしまったようです。

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塗装について
アムロは、イラストのあの水彩っぽい雰囲気を出すために
はじめにエアーブラシで全体につや消しの白を塗って、
肌の明るい色を塗って、
それから影を付けていくやり方で塗り、
(なかなかそれっぽく出来ず、何回もやり直しましたが)
できたら、マスキングしてシャツの黄色→オレンジを、
やはり明るい色→影を付けるやり方で塗り、
それもマスキングして、次にデニム地のところを塗ります。
ここは、まず一番濃いところを塗って、それに白を混ぜていき、
明るい色を上から重ねていく塗りかたで塗って
最後に白を、ドライブラシで軽くかけて仕上げました。
しかし問題は、足の先が背景に透過していて、しかも
背景の色と混ざっているのでどうしたものかと考えましたが
結局、本体を全部マスキングして、とりあえず
背景を仕上げて、足のところだけマスキングをはずして、
白→デニム地の一番濃いところ→白を混ぜて塗る→背景の色
を違和感がなくなるまで繰り返して仕上げました。
このアムロを塗ったのは、確かイベントの3〜4日前でキャミィの
型を作っていて、そのシリコンの硬化待ちの間に
塗っていたと思います。


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