「WANDER FESTIVAL 2003 Winter」

(2003年02月23日)

場所:「有明ビッグサイト」西4、5、6ホール


 今回は『モリガン HALF-TYPE』と『1/15 ユーリ&ユーニ』の完成品提出と『1/15 フェイロン』の見本用の完成品があったので、合計3個造造らなければならなかったため1ヶ月以上前から造り始めたのですが、久しぶりだったのでなかなかはかどらず、また有休を使ってバイトを休んでなんとか間に合わせました。

 でも結局『モリガン HALF-TYPE』が当日の朝の6:00過ぎまでかかってしまい、しかも展示用のは羽根を外せるようにしているのですがけっこう取り付けが大変なので、提出用は完全に固定しておくしかなく、今度は「どうやって箱に入れて提出する?」という問題になり、このキットは頭と背中から羽根が生えていてしかも接着面が小さいので軸打ちしていても、箱の中にぎっしりと詰め物をしてしまうと逆に振動が伝わって取れてしまうし、詰め物がゆるいと中で動いてやっぱり折れてしまうんです。

 以前に造った『クリアーバージョン』では「ベース」の部分を箱に固定できるようにして詰め物はまったく入れていなかったのですが、これは箱の開け方や取り出し方にかなりのコツが必要で、しかも詰め物がないので輸送中に重いものを乗せてしまうと箱が潰れるので提出には向きません。

 結局、ビニール袋に一度入れてビニールの内側から羽根を支えつつ外側で箱に固定する感じに詰め物をしておくようにしたのですが、実は一番問題だったのは「あまりにも雑な完成品は返却。」という事で、つまり『提出用に梱包されたものを、実行委員会が一度開けて中を確認する。』という事でした。

 提出した時に会場で確認をするのか、持って帰ってから後で見るのか、...が判らなかったのですが、詰め物のバランスが微妙で一度箱から出してしまうと戻せなくなってしまうので、とりあえず提出の時に確認してもらって、そのままもう開けないでいい様にしてもらうつもりでいました。また『ユーリ&ユーニ』も一緒に箱に入れておけたら一緒にできるか聞こうと思ってすぐ開けられるようにしてなんとか梱包をしました。

 なんせ完成品ができたのが出発の1時間前を切っていたのでそりゃあもう大変でした。

...そしていよいよ提出の時に、そのへんの事を聞いてみようとしたのですが、受付の人が中を見るなり、モリガンのビニールが開いていたので『これ、開いてたらダメなんです。』と言って、なんと箱から出してしまったんです。箱から出す時に変なところを持ってしまうと羽根が折れてしまうので、取り出す時に持てるようにビニールを開けておいたのですがそれがダメだったみたいなんです。

 で、仕方がないのでガムテープを借りて、止めてまた箱に戻そうとしたらなんとそのビニールの状態のまま持って行かれてしまい、「箱に入れて出すんじゃないんですか?凄く壊れやすいので箱に入れたいんですけど...。」と、いろいろ説明してやっと持ってきてもらい、結局版元が一緒だったので『ユーリ&ユーニ』も一緒に箱に入れてOKという事になり、モリガンの羽根も折れてなかったのでなんとか提出する事ができました。

 でも、さんざん有休とかとって、ものすごく苦労して仕上げた完成品だったのに、その時の受付の方々の完成品の扱い方があまりにも『雑』だったのがかなりショックでした...。

*** 当日の販売結果 ***

商品名価格 申請数持込数販売数
モリガン HALF-TYPE(CAPCOM) \5,800151513
1/15 フェイロン(CAPCOM) \2,000504627
1/15 ガイ(CAPCOM) \2,000202010
1/15 ユーリ&ユーニ(CAPCOM) \3,500303012
1/8 さくら(CAPCOM) \3,80020205
パズルファイター りゅう(CAPCOM) \1,50015152
パズルファイター もりがん(CAPCOM) \1,50015155
パズルファイター ダン(CAPCOM) \1,50015152

 



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