平成23年6月15日〜16日
植物工場の取組を北海道内で2箇所、会派調査しました。


 世界初の人工光によりあらゆる植物の栽培に成功との記事を読み、産業技術総合研究所北海道センターを訪問しました。ここの植物工場は通常の植物工場ではなく、植物そのものを工場として、鳥インフルエンザワクチンをジャガイモの中で作らせたり、B型肝炎等の治療のインターフェロンをいちごの中で作らせたりと、大変な研究をされていました。その中の植物の生育でLEDで大きく育てられることなどが、副産物として分ってきたとの内容です。
 また、岩見沢市のクピドフェアの障がい者の授産施設で植物工場を経営しているとの事でしたが、それ以外にも、施設内で精密機器用の機械部品組み立てなど、多彩な取組をされており、大変に参考になりました。
 
 今回の2箇所は、想定以上のすばらしい会派調査になりました。しっかり今後の広島県の取組の中で提案もしていきたいと思います。