平成19年7月29日
参議員選挙投票日、公明党大健闘
大きな政治決戦となった今回の参議院選挙でした。
公明党は4月の統一地方選挙で全候補者の全員当選を成し遂げ、7月の参議員選挙には、比例区8議席、選挙区5議席を目標に、統一地方選の息つく暇もなく参院選に突入しました。党員、支持者、なかんづく創価学会員の皆様の、絶大なご支援の中、戦い切りました。
しかしながら、年金記録問題、政治とカネの問題、閣僚の不適切発言問題、などが連続して与党自民党から噴出し、国民の目線とのずれに対し、国民生活者の皆様の怒りが爆発した感じで、与党自民党そして公明党までも、飲み込んで、批判票が民主党に一気に流れる結果となりました。根底には、負担増せざるを得ない財政の中で、不満もありながら、それを理解しようとし辛抱してきた国民の皆様が、政治家はその痛みを分かち、本当に国民のために働いているのか、との不信の叫びを上げたかのようでした。
決して、民主党の政策がいいと考えてのことではないのは、多くのアンケートなどで明らかです。民主党内では、大変に多くの問題議員や職員が、警察沙汰になったり、辞職を余儀なくされていたりして、決してほめられたものではありません。また、今回のマニフェストの内容でも、財源の根拠のない、耳障りのいい政策を掲げていますが、国民の皆様も、これをやったら財政は破綻してしまう、とわかっているわけです。それでもなおかつ、今のままの自民党、与党ではいけないとの、強烈なメッセージでした。
結果は、自民党惨敗、民主党大躍進し、参議院では野党が過半数を制しました。衆議院と参議院が全く与野党逆転のねじれ国会となりました。
この中で、公明党は比例区7議席、選挙区では2議席となり、計9議席をいただくことができました。心から御礼を申し上げます。目標とした計13議席には及びませんでした。しかし、次点となった愛知県、埼玉県、神奈川県では、いずれも過去最高票を数万票以上上回る過去最高の得票をいただくことができました。公明党大健闘の結果でした。比例区票は776万票で、前回より87万票の減でした。その中で、特にご支援をいただいた山本ひろしは、全国比例区当選者の中で第3位の得票で当選させていただきました。
本当にありがとうございました。
「どのような嵐があっても、勝ち抜いていける公明党の構築」をめざして、頑張ってまいります。