平成19年3月9日
県議会閉会日、再び知事の辞職勧告決議案成立



 2月県議会の閉会日、再び知事に対する辞職勧告決議案が提案されました。
不信任決議案は4分の3以上の賛成が必要なので、これは成立しないことを見越した、最大会派からの再びの辞職勧告決議案提案でした。これは過半数で可決できます。

 公明党では、重ねての党議を行いましたが、知事の真相解明への努力が一歩進みかけたのが、元事務局長の調査会出席断念という結果から、説明責任は足踏み状態との判断をせざるを得ません。辞職勧告決議案が2度も出されることに違和感があるものの、出されれば、12月の時と同じ状況であるとして、賛成すべきとの結論になりました。
 
 採決結果は、賛成過半数で可決しました。
 
 2月22日の中国新聞に、知事の元秘書の供述にあった10人の疑惑県議名が、新聞社の調べで分かったとして、紙上に10人の実名が報道されました。これに対し、全員が潔白を強調したとの報道です。
 それまでにも、自民党県連への上納金云々の供述、自民党本部から県連の上納金問題に外部監査による調査が行われるなど、県議選に突入する直前まで、「政治とカネ」にまつわる県政界の報道がなされ、県民の県政不信は頂点に達しました。

 


戻る