平成18年6月22日
脳脊髄液減少症患者家族会の代表と県へ要望


 交通事故や転倒の衝撃が原因で重い頭痛などを発症するとされる「脳脊髄液減少症」の患者家族会の皆様が、県知事宛の支援要望書を、新木福祉保健部長へ手渡しました。六千数百名の署名が添えられています。
 公明党県議団として、同行し、共に、治療充実や保険適用を求める要望を行いました。減少症の研究促進、治療法の確立、成功例が増えるブラッドパッチ療法への保険適用など3点の要請です。
 減少症は何らかの衝撃で脳を覆う硬膜に穴が開いて髄液が漏れ、頭痛や目まいを引き起こす症状で、患者本人の血液を注入して凝固作用で穴をふさぐブラッドパッチ療法が有効とされています。しかし、医学的に否定的な見方もあり、病態に未解明な部分もある為、国は保険適用を現在認めていません。
 公明党県議団では、6月県議会で減少症の研究促進等を求める意見書案を提出し、他会派との調整により、これを可決し、国に対し県議会意見書として提出することができました。

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