Image Mixer 2.1 Beta

 Image Mixerは、EizawaがDelphiを使い始めた頃からちまちまと作り続けている、“いつまでたってもβバージョン”な画像処理ソフトです。特徴は、

   (*) 動作中にWindowsを終了すると、次回起動時にImage Mixerを実行するようにレジストリに設定します。この設定は起動すると自動的に削除されます。

といったあたりです。最大の特徴はスクリプトなので、プログラミング経験のない方には使い道がないかも...^^;

 動作環境

Image Mixerの推奨動作環境は、きっとだいたい(?)以下のとおりです。
 CPU: 200MHz以上
 Memory: 96MB以上 (50MBくらい空いていてほしい)
 Video: 1024x768 フルカラー 以上
 OS: Windows95、98、NT4、2000。Me、XP未確認。
見てのとおり、メモリの要求が厳しい大食らいソフトです。メモリの少ない方、ごめんなさい。m(_ _)m

ちなみに、開発環境は
 CPU: Duron 1GHz
 Memory: 512MB
 Video: GeForce2 MX400 2560x1280x32bit(Dual Monitor)
 OS: Windows2000 SP2
 使用言語環境: Delphi 4J Update Pack 3、C++Builder 4J Update Pack 3
です。

 インストール・アンインストール方法

 本体とランタイムライブラリのアーカイブをダウンロードし、適当なフォルダに展開してください。IM.exeを実行すると起動します。展開時にフォルダつきで展開しないと動作しませんので、ご注意ください。お手数ですが、ショートカットなどはご自分で作ってください。
 アンインストールはフォルダごとまとめて削除すればOKです。(ショートカットを作った場合はそれも削除)

 変更履歴
6/15 β2
・ジェネレータ機能追加
・フォルダのドロップに対応

6/22 β3
・重ね合わせミキサーを追加

9/20 β4
・ジェネレータが既存の画像ウィンドウに出力できるようになった
・2値化フィルタ追加
・メディアンフィルタ追加
・グラデーションジェネレータ追加(未完成)

10/20 β5
・アンドゥバッファをファイルに出力できるようになった
・スクリプトに処理時間計測用コマンド追加
・グラデーション完成度75%

2/14/2001 β6
・MinMaxフィルタ追加
・アルファチャネル付きPNGの読み書きを高速化
・スクリプト実行に画像を再描画するオプションを追加
・新規作成時、クリップボードがBitmapなら自動的にペーストするようになった
・ズームイン・アウトの倍率を変更できるようにした(要ini編集)
・ファイル構成をちょっとだけ変更

2/18
・PDKを公開

2/19 β7
・ジュリア集合ジェネレータを追加
・Win2kの半透明機能に対応してみた

8/10 β8
・設定とレジュームデータをユーザー別に保存するようにした。副作用で、今までのレジュームファイルを読み込めない(データはResumeフォルダ内に残っているので、IMにドロップして表示させればOK)
・ステータスバーに画像サイズと空きメモリ情報を表示するようにした。括弧内に表示される値は物理メモリの空き容量
・極座標変形で平行移動を行えるようにした
・ユーザーマニュアルを書いた

9/6 β9
・ガンマ補正でRGB別のパラメータ指定ができるようにした
・前回バージョンの、新規インストール直後に存在しないResumeフォルダを見に行ってしまうバグをfix

3/14/2002 2.1 β1
・メインメニューの「貼り付け」(Ctrl+V)使用時、クリップボードにテキストが入っていた場合はスクリプトへ貼り付けるようにした
・アルファチャネルの動作を一般的なものに合わせるモードを追加。このモードでは、処理後画像のアルファチャネルを使用する(ミキサーは背景画像)
・画像に対して処理を行ったとき、フィルターやミキサーの縮小画像を更新するようにした
・表示倍率100%未満の場合に、テンポラリ画像を使用していたのを止めて、速度とメモリ使用量を少しだけ改善。
・画像切り替え・再描画時のちらつきを軽減
・ガンマ補正を大幅強化。(デジカメ購入により使用頻度増加のため(笑))
 (1) カラー処理チェックが逆に働いていたバグをfix
 (2) 処理後の予想累積ヒストグラムを表示するようにし、トーン曲線の表示・非表示を色毎に選択できるようにした
 (3) 処理後のヒストグラムが平坦に近くなるようなガンマ値を自動的に決定する機能を追加。また、この自動値を入力ボックスに設定する機能もあり。
   真に平坦なヒストグラムとの距離は自乗和誤差を用い、これが最小のγ値を採用する
 (4) 任意のトーン(γ)曲線を使用する機能を追加。曲線のデータはCSV形式で与える。トーン曲線の編集方法はToneCurv.txtとサンプルファイルを参照

 プロセッサ開発キット(PDK)

 PDKは、フィルタなどの画像プロセッサを製作するために必要なドキュメントとソースコードを収録しています。
プロセッサの開発には、BorlandのDelphi4Jが必要です。詳細はPDKのドキュメントをご覧ください。
現時点では最小限の記述しかありませんので、不明の点はメールにてご連絡ください。

 ダウンロード

 本体(lzh、394309Byte)
%get IM.LZH

 ランタイムライブラリ(lzh、980518Byte)
%get RTL.LZH

 プロセッサ開発キット(lzh、50213Byte)
%get IM_PDK.LZH

ランタイムライブラリは、Image Mixerが動作するために必要です。C++Builder4Jがインストールされている環境では必要ありません。ダウンロード後、本体と同じ場所またはシステムフォルダに展開してください。なお、本体をバージョンアップ(上書き)しても、再インストールの必要はありません。
未完成につき、Image Mixerの再配布は禁止とします。


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