三浦半島(城ケ島)


1999年5月5日(水)

G.W
も最終日となった。
天気もよさそうなので、三浦半島へ出かけることにする。

今日の起点、京浜急行三浦海岸駅まで輪行する。
さすがに特急は親子連れなどで混雑しており、輪行袋を持ち込むのはいささか気が引ける。
仕方なく普通列車に乗ったが、かえってこのほうがよかった。
乗客が少ない(ガラガラ)ので座れるし、気をつかわずにすむ。
金沢文庫を過ぎると、特急もずいぶんすいてきたようなので乗り換える。

三浦海岸駅で降りて、駅前の適当な場所を探し相棒を組み立てる。
輪行の時は、この『適当な場所』を探すのに苦労する。
 ・適度な広さのあるきれいな地面。
 ・相棒を立てかけられる壁もしくはフェンス。
 ・そして人の動線から外れた場所。

組み立てを終え、お決まりの儀式。 相棒を軽く持ち上げ、ストンと落とす。
異音が無いことを確認して、輪行袋をサドルに括り付ける。
すぐそばのコンビニで水と食料を仕入れ、出発。

215号線を南下し、剱埼灯台へ向かう。
今日は対岸の房総半島がくっきり見える。 これほどくっきり見えるのは本当にめずらしい。
いい景色と共に走るのは気持ちいい。

 金田港あたり。 対岸がくっきり

軽いアップダウンを繰り返しながら、快走を続け、215号線から灯台へ向かう道へ分かれる。
畑の中を通る道で、車一台が通れる程度の幅しかない。
灯台近くには駐車場があり、車で来た人達はここから先歩いていくようだ。
勝手がわからないので、駐車場のそばに相棒を置いていくことにする。
5分ほど歩いて灯台に着く。 灯台からの景色も見事だ。 今日はついている。

 東京湾を望む。

 剱埼灯台 ファーストライトは1871(明治4)年3月

ぐるりと遠くを見渡すと、大島までも見える。 出かけてきてよかった。

 原版では大島が見えてます

剱埼灯台を後にして、城ケ島へ向かう。
城ケ島までの道は車線も細くなり、車に注意しながら走る。

 城ヶ島大橋

城ヶ島大橋を渡ったところに広場のような場所があったので昼食にする。
神奈川県に住んでいながら城ヶ島には初めて来た。
簡単に昼食をすませ、島の中を巡ってみる。
さっき渡ってきた城ヶ島大橋を仰ぎ見る場所に北原白秋の碑があり、近くには、
いかにも観光地らしい食堂やみやげもの店が数軒並んでいる。
せっかくならこのあたりの食堂で昼食にすればよかったと後悔する。

防波堤に腰をおろし、海を眺めながらしばらく過ごす。
時おり通る小型船のエンジン音がいい。
のんびりと時間をやりすごしてから三崎口駅に向かい家路についた。

本日の走行距離:25km


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