箱根八里の一里塚
2007年5月5日(土)
久しぶりのソロ。
相棒も久しぶりに1号登場。
今日の目的はだた一つ。
箱根八里の一里塚を全部写真に収めるのだ。
前回の箱根越えでの撮り忘れがどうにも気になっていた。
続き物は一つでも欠けると妙に気持ち悪い。
小田原駅前8時発。
小田原厚木道路の高架をくぐって旧道に入る。
箱根登山鉄道の風祭駅近くに一里塚跡がある。
道祖神と書かれた木柱のほうが目だっている。
旧道筋から引っ込んだところにあって、ちょっと判りにくい。
前回は通り過ぎてしまい、引き返して見つけたのだ。
風祭の一里塚跡
三枚橋から旧道に入るとすぐにきつい登り坂。
風祭の一里塚から25分。
男女双体道祖神の少し先に湯本茶屋の一里塚跡。
前回は久しぶりの坂登りに集中しすぎて見逃したか。
湯本茶屋の一里塚跡
湯本茶屋の一里塚から30分。
畑宿の一里塚は観光ガイドにも載る本格派。
保存のため再整備されたものだが、往時の大きさのまま対で残っている。
往時のままの一里塚は関東では品濃一里塚とここにしか残っていない。
ここはさすがに前回も見逃さなかった。
畑宿の一里塚
勾配10.1%の橿の木坂七曲りをヘロヘロ登って見晴らし茶屋。
畑宿の一里塚から20分だ。
このあたりで標高500メートルほどになる。
空気が綺麗なら三浦半島あたりまで綺麗に見えるのだが、
きょうはふもとの景色も霞んでいる。
見晴らし茶屋から
見晴らし茶屋から15分ほどで甘酒茶屋。
きょうは立ち寄ることなく通過だ。
甘酒茶屋
甘酒茶屋から20分で芦ノ湖。
きょうは西風が強く湖面も荒れている。
富士山も見えない。
荒れ模様の芦ノ湖
旧街道杉並木の鳥居近くに葭原(よしわら)久保の一里塚跡。
ここもうっかりすると見逃してしまうほどに、判りにくいところにある。
前回もたまたま石柱が目に入る偶然に助けられた。
葭原(よしわら)久保の一里塚
11時箱根峠到着。 標高は846メートルとある。
ここまで走行距離22キロだから、平均時速7キロの計算だ。
まあいつものペースか。
ちょっと雲行きが怪しいが箱根特有のものだろう。
箱根峠
ウィンドブレーカーを着込んでダウンヒル。
峠から10分。 接待茶屋のバス停近くに山中接待茶屋の一里塚。
なんとなく往時の面影はあるが、一基しか残っていない。
前回はダウンヒルを楽しむあまり見過ごしたようだ。
山中接待茶屋の一里塚
山中接待茶屋の一里塚から15分で笹原の一里塚。
旧道筋のさらに脇にある。
ここも往時の面影はあるが、一基しか残っていない。
前回はほんの10メートルまで近づいていたのに踏み込みが
足らなかったか。
笹原の一里塚
笹原の一里塚から20分で錦田の一里塚。
街道筋に二基とも残っている。
復元された初音ヶ原の石畳とあいまって、街道歩きにはいい雰囲気だ。
前回こんな大きな木を持つ一里塚を見逃したのはなぜだろう。
鰻のことばっかり考えていたからか。
初音ヶ原石畳(街道筋北側)
錦田の一里塚(街道筋南側)
12時ちょっと過ぎに三島駅到着。
強い西風がダウンヒルのスピードを緩めてくれた。
下り坂は苦手だからちょうど良かったかも知れない。
それにしても目的達成できてよかった。
今日は駅ソバで腹ごしらえして、いい気分で帰路に着くことにする。
箱根越えも三度目。 脚力維持にはちょうどいいかと思えてきた。
本日の走行距離:40キロ
おまけ
これで三島までの一里塚ハントは完璧かと思いきや、
平塚付近で一つ見落としがあるみたい。
これはまた別に日に撮りに行こう。
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