旧東海道再び(小田原から三島まで)


2006年11月25日(土)

ついに箱根越え。
年初から始めていた、Iw君との旧東海道旅第三弾だ。

今日は申し訳ないが、相棒2号パシフィックのカバーできる範囲ではない。
箱根の峠には相棒1号、1:1のローギアが必要なのだ。

小田原駅まで輪行する。
途中茅ヶ崎から富士山が綺麗に見える。
箱根からの富士山にも期待が持てそうだ。

8時 小田原駅前から走行開始。
風祭の一里塚を見つけるのにうろうろ。
旧道への道をなぜか間違えて、自動車専用道に紛れ込みそうになったりと、
のっけから調子が悪い。
なんとか持ち直して、箱根路の碑、三枚橋を通過。
旧一号線に入る。
 箱根路の碑

ここからは本格的な登りになり、ランドナーの本領発揮である。
Iw君、すでにインナーローで後がない。
まあ、BD−1でこんな峠越えをするのは今日くらい。
甘酒茶屋と三島で愉しみが待っている。

9時 男女双体道祖神。
 男女双体道祖神

すぐ先には保存されている石畳の道がある。
箱根初挑戦のIw君のため、ここは石畳を進むことにする。
石畳入口の近くに一里塚跡があるはずなのだが見つからない。
 石畳初挑戦

ただただ登る箱根路。 ゆっくり進む。
 BD−1zで箱根越え

10時 畑宿に到着し、一里塚に立ち寄る。
 畑宿一里塚

畑宿の先から七曲りが始まる。
勾配10.1%で1.2キロとある。
ロード仕様のBD−1にはますます過酷な状況。
今日のためか、SPDペダルとシューズで挑むIw君だが、途中から押しに入る。
まあ自分も初めて通ったときはずっと押しだった。
 七曲りのスタート

10時40分 難所の七曲りを抜けると見晴茶屋。
三浦半島あたりまでよく見える。
こういう景色を見れば生き返る。
 見晴茶屋から

11時 見晴茶屋からさらにぐいっと登って甘酒茶屋に到着。
お目当ての甘酒と力餅で休憩する。

茶屋は山陰で寒い。 気温は8度。
甘酒がうまいが、力餅のメニューが変わっていた。
昔うぐいすと呼んでいたメニューがあべかわになって、
普通のあべかわが無くなっていたのだ。
 甘酒茶屋

 甘酒と力餅

寒くてあまりゆっくりしている気にならず、早々に発つ。
もうひと登りして芦ノ湖へ駆け下る。

11時50分 芦ノ湖到着。
風は弱いが、湖面には波があって、逆さ富士は拝めそうにない。
それでもくっきりと見える富士山に大満足。
 芦ノ湖 なんとなく逆さ富士

こんな日だからか、芦ノ湖畔の道路は大混雑だ。
狭い道路に大型バス。 自転車が走るほどの余裕もない。

12時30分 箱根峠。
なんの風情もない峠である。
 箱根峠

峠を越えれば下るばかり。
途中の富士見平でコーヒーブレイクにする。
火器はIw君持参のオプチマス8R。
オークションで手に入れたらしい。
音だけは勇ましいのが自慢だとか。
 富士見平近く

箱根西坂で富士山が綺麗に見える場所は意外と少ない。
裾野まで見えるのは富士見平と三ツ谷新田くらいだろう。
デジカメ写真だと青くくすんでしまう富士山だが、肉眼で見ればかなり綺麗。
今日を選んでよかった。
 三ツ谷新田付近から

登りの苦しさを忘れる西坂のダウンヒルを堪能して三島宿に入る。
第二のお目当ては、三島の鰻。
この店は過去2回も前を素通りしてきたから、是非行きたかったところ。
出てきたうな重はボリューム満点でこちらも大満足
 うなぎ桜家

 ボリューム満点のうな重

箱根越えをすっかり満喫して三島駅で相棒をパッキング。
 三島駅にて

Iw君、『次はどこまでですか?』なんてかなり積極的。
このままだと三条大橋まで行きそうだ。

本日の走行距離:44キロ

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