旧東海道(宮から亀山まで)


2003年12月21日(日)

2週連続の東海道旅。
うまいぐあいに、と言うか思惑どおりに4連休となった(した)ので、
宮から先を一気に三条大橋まで行くことにする。
正月休みでも良かったのだが、少しでも暖かいうちがいい・・・

と思っていたら昨日は東海から名古屋にかけてかなりの雪が降った。
寒さは和らぐ予報だが、残雪が気になる。

宮から桑名までの海上七里は輪行であっさりすませる。
少々イカサマくさいがまあ誰も文句は言うまい。

JR桑名駅に着いたのは11時48分。
青春18きっぷ利用だから6時間旅も気にしない。
空を見れば雪雲。 陽はなく寒い。

桑名の七里の渡し跡へ向かっているうちに陽が出てきた。
午後から陽が射すという予報はズバリ的中である。

 桑名 七里の渡し

桑名宿から四日市宿までの旧街道は、ところどころで1号線の抜け道になっているようだ。
狭い道に車があふれ、渋滞に巻き込まれる。
日永の追分まで断続的に渋滞箇所があり、その都度ノロノロと進む。

日永の追分は東海道と伊勢道との分岐点である。

 日永の追分

追分から先、旧街道は1号線とくっついたり離れたり。
杖衝坂は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が剣を杖代わりにして越えた、という故事に由来するきつい坂。
山陰にあり、坂はところどころで凍結している。
坂の上からは鈴鹿山脈や四日市のコンビナートが見渡せる。

 杖衝坂(つえつき)

 鈴鹿の山々には雪が・・ 

石薬師宿から庄野宿は往時の面影を残しながらも寂しいところだ。
交通の便も悪く、観光客も少ないのだろう。
自転車で走るには具合がいいが。

 庄野宿

亀山宿は鈴鹿川の流れを避けるように一段高い場所にある。
知らなかったのだが、カメヤマローソクのカメヤマは、ここ亀山に由来する。
街道筋はカラー舗装されていて迷うこともない。

 亀山宿

今夜は亀山唯一のホテルに泊まる。
夕食はコンビニのおでんがメイン。 からしと味噌がついてきて、食文化の違いを実感する。

本日の走行距離:50km
本日出会ったサイクリスト:ゼロ


記録トップページに戻る


トップページに戻る