旧東海道(吉田から岡崎まで)


2003年12月13日(土)

久しぶりの東海道旅。
前回吉田宿まで走ったのは8月終わりのまだ暑い季節。
もう12月も半ばだが、今年の冬はまだ暖い。
日の出前に家を出るが、キンとくる寒さは無い。

何度も利用している静岡行特急型普通列車。
夜明けの海には初島の向こうに大島まで綺麗に見える。
やはり冬のほうが景色がいい。

およそ4時間半の鈍行旅で豊橋駅に到着。 
相棒を組み立てて走り始める。 陽も高くなってちょうどいい気温だ。

吉田宿の石柱と再会し、一号線と併行する旧街道を西へ向かう。

 吉田宿

JR飯田線をくぐって2キロほど。 佐奈川の河原にやぎが放牧されている。
両岸あわせて10頭ほどだろうか。 なんでこんなところに?

 なぜか河原でやぎの放牧

大社神社の名にふさわしい立派な神社を過ぎると姫街道との分岐点に出会う。
見付宿での分岐点と気賀の関所、姫街道とは点の出会いしかないが、
いずれ走ってみたい道である。

 直進東海道 右折姫街道

御油は当時五井とも書かれていたところ。
ここの松並木は本当に見事だ。 太い幹の立派な松がズラリと並んでいる。
夏は陽を遮ってありがたいのだろうが、今の季節の木陰は少々寒い。

 御油の松並木

御油宿を抜けて赤坂宿から藤川宿へ。
赤坂宿と藤川宿の間の宿、本宿にかかるあたりで旧道は1号線に合流する。
名鉄線が並行しており、時折赤い電車が走る。
車両基地もあったりして、ずいぶん遠くへ来たな、と変なところで感慨にふける。

 名鉄だ

しばらく1号線を行くが、歩道もそこそこ広く、走り易い。
車道は大型車が猛スピードで走る。 恐ろしくて車道は走れない。
後ろから迫る轟音は歩道を走っていてもいい気分はしない。

1号線から分かれて藤川宿へ。
この旧道にも立派な松並木が残っているが、やはり木陰になって寒くなる。

 愛知県内はこの石柱がお約束らしい

 藤川の松並木

藤川宿から岡崎宿へ。
岡崎宿内の旧街道は二十七曲がりと呼ばれるほど曲がり角が多い。
掛川の七曲がりをクリアーできなかったので心配だったが、注意深く石柱をたどっていけばなんとか迷わずにすむ。

二十七曲がりを示す石柱

今日は岡崎で一泊。 明日は宮の渡しまで行く。

本日の走行距離:45km
本日出会ったサイクリスト:ゼロ


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