旧東海道(戸塚から小田原まで)


2002年11月3日(日)

2日目。
昨日は寄り道をしすぎて時間がかかったので早めに発つことにする。

【戸塚】戸塚駅8:30発
ワンマン道路と言われる戸塚バイパスをつくるきっかけとなった戸塚の大踏切をわたる。

  戸塚大踏切(これは後日撮影したもの)
※今も開かずの踏切ゆえ、6−9時 16−21時は車両通行止となる※

時の宰相、吉田茂が大磯の私邸と東京を往復するためにこの踏切を利用していたが、
開かずの踏切でいつも待たされる。ついに腹をたて、「橋をかけろ!」といって東側にバイパスが建設された。
箱根駅伝もバイパスを走るが、なんとこの道、軽車両は通行禁止。
つまり自転車も通れないのである。 ご注意ください。

 原宿交差点付近の歩道橋から。富士山が(小さく)見えます。

【藤沢】藤沢橋9:15通過
うっそうとした森の中を抜けるように道場坂を下ると藤沢宿あたり。
JRの藤沢駅からは歩いて20分ほどのところにあり、にぎやかな雰囲気はない。

【平塚】上方見附跡10:40通過

辻堂、茅ヶ崎と進むにつれ、南湖の左富士など富士山が見える場所がいくつかある。

 左富士。頂上付近に雲がかかっている。

左富士の名は、この付近で道が南北に走っているため、京都方向に向かうとき富士山が左側に
見える珍しい風景に由来する。

平塚駅付近で旧街道は国道1号とJRの間を通っており、道幅が広い(片道3車線もある)わりに交通量は少ない。
旧跡は北側(つまり東京方面沿い)に多い。

上方見附跡からは広重の版画、平塚宿にも描かれている高麗山(こまやま)が版画と同じような構図で見える。
見附とは宿場の入口・出口を示すもので、江戸方見附と上方(あるいは京方)見附の間が宿場なのである。

 上方見附跡から見る高麗山。

【大磯】押切坂付近11:40通過
海が良く見えて気持ちいいが、風も強い。

 その名も『東海道松並木』そのまんまです。

【小田原】小田原駅12:40着
小田原城に寄り道をして小田原駅に向かう。

 小田原城お濠端

日本橋から小田原まで81キロとされている。
ロード派の快速サイクリストなら1日で走る距離だろう。
でもまあ、ぼちぼち行くことにします。
たくさん寄り道できるのが自転車旅のいいところなんですから。

本日の走行距離:45km


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