ヤビツ峠


2002年10月5日(土)

丹沢のメジャー、ヤビツ峠。
輪行で出発地の秦野へ向かう。
このところ丹沢方面へ行く機会が多く、いつもの時間だ。
今日の国府津までの列車は珍しく2つドアの特急タイプ。
輪行気分も盛り上がる。

秦野は御殿場線の松田から小田急線に乗り換え、2つ目の駅。
駅前で相棒を組み立て、蓑毛を目指す。
途中名古木(なかぬき)の交差点近くで矢倉沢往還の碑に出会う。

 矢倉沢往還の碑。

名古木から先、集落のなかを進むあたりはまだ並みの登りだが、鳥居を過ぎたあたりから
本格的にきつくなる。 

 写真では見にくいが鳥居がある。

気温は低めという天気予報だったので長袖シャツにロングパンツを着ていたが、
あっという間に汗だくだ。
たまらず下に着ていたTシャツとショートパンツ姿に変身する。
秦野から40分ほどで蓑毛に着く。ここは登山口でもあり、大山方面に向かう登山者が多い。

息をととのえて走行再開。菜の花台へは30分ほどの登り。
このところ峠越えが多く、ファイナルのギア比をもう少し下げたいと思っている。
菜の花台からの眺めはすりガラスを通したように視程が悪く、いまいち。

 菜の花台にて。 英語でTANZAWA OYAMA QUASI NATIONAL PARKとある。

さらに30分ほど登りつめ、ようやくヤビツ峠に到着する。

 こちらは英語でTANZAWA OYAMA QUANSI NATIONAL PARKとある。
                                 スペルミス?

ふもとからの路線バスもここが終点。峠とはいえ、ここはメジャーな登山口。
綺麗なトイレと広めの駐車場が整備され、駐車場はすでに満車状態。
タクシーでここまで来る登山者も多い。

蓑毛からここまでは丹沢林道とも呼ばれる。
丹沢の林道にあるXX峠という名は、古来の山道にある峠の名前を
そのまま頂戴していることが多い。
ここもその例にもれず、旧来の矢櫃峠はこの西に位置する。

ヤビツ峠は鞍部に位置し、景色には恵まれない。
しばらく休憩した後、北進し長いダウンヒルを楽しむ。
まだ紅葉には早いようだが、時おりひんやりした空気の中を駆け抜け、
寒いとさえ感じてしまう。秋が迫っていることを実感する。

札掛の先で唐沢林道に入り、物見峠を越えて煤ヶ谷(すすがや)方面に抜ける。
県道64号線を通って伊勢原に向かい、帰路についた。

本日の走行距離:46km


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