2002年8月30日(金)
やってみました伊豆大島一周。
久里浜と伊豆大島を結ぶ航路ができ、夏ダイヤなら日帰りツーリングが可能になった。
久里浜港にて。東京客船の船
空気、空、海どれをとっても南の島の雰囲気を手軽に味わえる。
久里浜から90分の船旅。
岡田港から、体力のあるうちに三原山を目指す。
三原山へのルートは大きく3つあるが、三原山登山道路を使って三原山頂口へ向かう。
3〜4日前は結構涼しかったのに。 今日は暑さがぶり返して夏模様。
大粒の汗がドッと噴き出し、ボタボタとトップチューブに落ちる。
標高があがるにつれ、森の景色は溶岩大地の荒れた風景に変わっていく。
ようやくたどり着いた新火口展望台から雄大な三原山と荒涼とした溶岩流跡を望む。
新火口展望台
ここからもうひと登りして三原山頂口に到着。
噴火口へは、さらに徒歩で45分ほどかかるらしく、噴火口を一周するにも
45分ほどかかる。 時間も無いので今回は噴火口見学はあきらめる。
しかし、ここからでも充分いい景色。
三原山頂口から元町港を見る。まだまだ夏景色。
下りはあじさいレインボーラインを通って島の東側に下りる。
1時間30分ほどかけた山登りを、わずか20分ほどで駆け下りる。
ダウンヒルの楽しい時間はあっと言う間に終わってしまった。
大島一周道路に行き当たり、これを右周りに走ることにする。
波浮港までは、車もほとんど通らず、南国の道を独占状態。
それにしてもアップダウンがはげしいうえに、暑い。
日陰を求めて右車線と左車線をいったりきたり。
筆島
波浮に近づき、坂を下っていると突然リスが道路に飛び出してきた。
写真を撮ろうとあわてて相棒を停めたが、あっという間に逃げてしまった。
途中筆島を見て波浮見晴台に到着。
ここまで1時間ちょっとかかった。
波浮港。 ここは昔噴火口だった。
すぐそばの店で、冷えたスポーツドリンクを一気飲み。
暑さと喉の乾きをいやして元町へ向かう。
島の西側の道路は東側の道路に比べれば走り易い。
それでもアップダウンはあり、山登りで疲れた脚にひびく。
1時間ほどで元町港に近い浜の湯に到着。
露天風呂でここまでの汗をおとして、たまった疲れを癒す。
風呂上りの海風が気持ちいい。
船の時間にはまだまだ余裕があるが、岡田港へ向かう。
30分ほどで岡田港に到着。
出航まで待合室の畳の間でビール片手にテレビを見ながらゴロ寝。
こういうダラダラした時間も自転車ツーリングの楽しみ。
今回使ったのは東京客船の久里浜−伊豆大島航路
往復6,300円でした。(片道3,500円)
自転車は輪行袋に入れて受託手荷物として預けます。(500円)
乗船客が少なければ『自転車?分解しないでそのままでいいよ。』と
言ってもらえるかも。
本日の走行距離:63km(大島島内)