鎌倉七口


2002年3月2日(土)

鎌倉七口
のうち五つをめぐる。
JR北鎌倉駅を起着点に亀ケ谷坂(かめがやつさか)→化粧坂(けわいざか)→
大仏切り通し→極楽寺切り通し→巨福呂坂(こぶくろざか)をめぐる。
最初に通る亀ケ谷坂の名前は、その昔、亀がこの坂を登ろうとして、
あまりの急勾配にひっくり返るほどだったことに由来するとか。

 亀ケ谷坂

このコースではその坂を下ることになります。確かにやや狭くきつい坂ですが、
舗装されていますし、現代に至るまでにずいぶん手が加えられたのでしょう。

化粧坂へのアプローチは住宅地を通るちょっとした登り坂。
化粧坂は山道になっており、担ぎが入ります。涌き水で岩肌が濡れているので注意。

 化粧坂

ジグザグと坂を登りつめると源氏山方面へのハイキングコースと合流。
これを銭洗弁天方向に下っていく。

大仏切り通しは、大仏隧道先の散髪屋を目印に手前の小道からアプローチ。
民家の間をすり抜けるように進むと突然に視界が開け、切り通しの碑が目に入ります。

 大仏切り通し

ここから先は、往時の雰囲気がそのまま残る狭い山道を担ぎも入れて進む。
先へ進んで出会う分岐は、直進すると道の大部分が崩落しており、歩いて抜けるのもかなり危険。
ここは住宅地方向へ左に折れ、極楽寺を目指しましょう。

極楽寺切り通しは一般道になっていて、往時をしのぶのはちょっと無理。
一旦海沿いの国道に出て材木座から鶴岡八幡宮方面へ。八幡宮前を左折して道なりに進み、右手にある自動車用祈祷場所対面の小道へ左折。
少々坂を登ると巨福呂坂の碑が目に入る。そこからさらに上を目指すが、民家の庭先に突き当り行き止まりとなってしまう。ここも往時を思わせる雰囲気には乏しい。
Uターンして新道の巨福呂坂洞門を目指しましょう。洞門を抜けて少し行くと、最初に向かった亀ケ谷坂の入り口に戻ります。

メモ:観光客が少ない午前中がおすすめです。午後になると、特に鎌倉大仏までの行程では団体の観光客にもまれる可能性大。
鎌倉七口ということで、名越(なごえ)切り通しと朝夷奈(あさひな)切り通しの2ヶ所が残っている。
さらに、七口には含まれていないが、釈迦堂口切り通しというのもあり、これらはまた別レポートにて。


本日の走行距離:30km


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