飯豊連峰
飯豊山荘〜頼母木小屋(往複)
〜修行不足〜
2007年5月11日〜5月13日

春の飯豊連峰縦走は一大イベントとして意気込んでいた計画だった。しかしながら、初日の悪天候やモコモコさんの膝の故障が重なり1泊2日の山行になってしまった。また来年チャレンジしたいと思う。

アプローチ

5月11日
米沢駅6:03〜小国駅7:32/(タクシー)〜飯豊山荘8:00

コースタイム
5月11日
 飯豊山荘8:45〜丸森峰14:08〜地神北峰15:35〜頼母木小屋16:06
5月12日
 頼母木小屋6:00〜頼母木山6:26〜地神北峰6:55〜丸森峰7:50〜飯豊山荘12:05〜梅花皮荘13:10



 小国駅で下車する。生憎の雨模様だ。予約していたタクシーで飯豊山荘へ向かう。例年なら残雪の影響で飯豊山荘までは入れないとのことだ。タクシーを降りる頃から雨が強く降りだし、会計を済ませたあとは一目散で飯豊山荘の軒下へ潜り込んだ。せっかくここまで来て雨とはついていない。モコモコさんも「も〜なんなんだ〜」と怒っている。


山の準備を整えつつ雨が小降りになるのを待つことにした。ようやく小降りになってきたので上下雨具着用で出発することにした。登山口は山荘の目の前という素晴らしい設定だ。3日分の食料・お酒が入っているザックは重く、いきなりの急登が堪える。これも宴会の為だと言い聞かせ我慢することにする。


飯豊山荘から稜線までの標高差は約1400m近くあり、ここ数字に関しては話題に挙げないことにした。考えただけでもバテそうだ。

標高1000m越えたあたりからだと思うが、残雪が付いてきた。やっとのことで、丸森峰に到着。ガスっていて景色は見えない。一面雪世界になり、ルートが分からなくなってきた。急斜面の手前から、購入したばかりのアイゼンを装着する。とりあえず登らなくては始まらないので、まっすぐ上を目指して登ることにした。


そうして登ると笹原にぶつかった。この笹原を巻いて右へ進むか、左へ進むかで偵察したりして時間過ぎていく。結局右へ行っても左に行ってもルートは見つからなかった。モコモコさんと協議の末、仕方がないので、笹原の裾を左から登ることにした。


稜線へ近づくにつれ、ますます風が強まる。ゆるんだ雪の表面が、気温が下がったせいで再び凍ってそれが細かい粒となって体に当たってきて少し痛い。笹原がなくなってくるあたりで一度笹の陰で休む。高度計によると、もうそろそろ稜線に着いてもおかしくない。最後の急登を終えるとちょうど地神北峰だった。風がビュンビュン吹いていて、ザックカバーは外れて役に立たない。時間も押しているし視界も悪い、この強風下で門内小屋へ行くことは無理と判断。コースタイムで30分の頼母木小屋へ向かうことにした。


幸い稜線には雪がほとんど無く、ルートを見失うこともない。頼母木山の山頂のお地蔵様にはえびの尻尾が着いていた。ようやく頼母木小屋に到着。小屋の西側には豊富な残雪があり水の心配はない。新設のトイレは木で囲われていた。小屋に備え付けのトイレは鍵が掛かっていて使用不能だ。小屋の中は、沢山の毛布が干してあり正に毛布ランドだ。


今日は我々の貸切だ。小屋とは本当にありがたいものだ。外では相変わらず強風が吹き続いていた。残雪を溶かして食事の支度をする。春の雪はすぐに水になるので助かる。せっかく担ぎ上げてきたお酒だが、寒いのであまり消費できなかった。


明日の予定をモコモコさんと協議する。モコモコさんは今日の強風にそうとう懲りたようで、あさってはまた天気が悪いから、もう明日は下山するとなどと話すではないか?また膝の具合が悪くなったら先に進に進んだものの降りられなくなると困るというし・・・・。困ったものである。ここは涙を飲んでモコモコさん従うことにした。ということもあり、その夜は毛布をふんだんに利用して早めに寝る(ふて寝)ことにした。


雨の中の飯豊山荘 出だしから急登り
ちょとした岩場 イワウチワ
ショウジョウバカマ 標高1000mを越えたあたりの残雪
文覚沢(この後強風と濃いガスでしばらく撮影中止) 丸森峰
地神北峰、視界不良 お地蔵様
頼母木小屋 新設トイレ
水場 小屋の中、毛布ランド



5月12日
コースタイム:頼母木小屋6:00〜頼母木山6:26〜地神北峰6:55〜丸森峰7:50〜飯豊山荘12:05〜梅花皮荘13:10

 朝起きて外に出てみると、風はずいぶんと弱くなっていた。ガスも晴れて視界も良好だ。再度、モコモコさんに説得を試みるがあえなく却下。非常に悔しいが、昨日と同じ丸森尾根経由で飯豊山荘へ帰ることになった。なんとも勿体無い話だが仕方がない。

朝食の焼きそばを食べ、清掃し小屋を後にする。毛布ランドさようなら。また来るよ。昨日迷った笹原地帯は、天気が良ければなんともないようなところだった。モコモコさんの予想していた通り、膝は痛いようで下山も痛々しい。やっとのことで飯豊山荘に着いた。
モコモコさんの膝の不調と、最終日には強い雨が降ったので、やはり下山で正解だったと思う。


二日間、誰にも会わず静かな山を楽しめた。今後のモコモコさんのトレーニングに期待したい。


余談

この日は飛び入りで民宿奥川入荘で泊りおいしいご飯とお酒を飲んで楽しめました。またこの宿お風呂からの眺めは最高です。

大石山方面 エブリサシ岳
地神山 西尾根 奥は胎内尾根?
モコモコさんが登る エブリサシ岳
頼母木山 地神山方面
地神北峰より 地神山
名残惜しく稜線を去る やらせ
エブリサシ岳方面 丸森尾根


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