山域 虎毛山塊
コース 湯ノ又沢〜赤湯又沢(下降)〜虎毛沢
〜最高の沢納め〜
日程 平成17年10月14日〜16日

急遽3日間休みが取れることになった。
最初に沢納めとして計画を立てていたところを変更して、以前から行きたかったが日程が取れずに行けないでいた虎毛沢へいこうということになった。
虎毛沢は様々なルート取りができるが、計画を練る時間がないので某山岳会の引いたラインをそっくりたどることにした。
データ
アプローチ
前日
東京19:31〜新庄22:50

コースタイム
一日目
新庄6:27〜横堀7:19/(タクシー)〜湯ノ又温泉先8:00/入渓8:45〜登山道11:48〜下降点12:03〜B.P.14:20

二日目
B.P.7:35〜虎毛沢出合9:00〜二俣13:13〜B.P.13:17

三日目
B.P.7:11〜登山道10:01/10:07〜赤倉沢11:30/11:43〜国道13:13〜秋ノ宮温泉(バス停)13:50

一日目10月14日

新庄6:27〜横堀7:19/(タクシー)〜湯ノ又温泉先8:00/入渓8:45〜登山道11:48〜下降点12:03〜B.P.14:20

アプローチが大変な東北の沢なので、例によって前夜発。
夜行バスだと朝一番の電車に間に合うかがあやしいので、新庄まで新幹線で入り、その晩は新庄で泊。

一日目
朝一番(といっても6:27発)の秋田行きで横堀駅まで移動する。
横堀駅からは予約しておいたタクシーに乗り込み湯ノ又温泉先の林道へ入ってもらう。林道が湯ノ又沢を最初に渡るところまで入ってくれた。
ここで靴下と靴だけ履いて、林道をさらに奥へ進む。沢はこの辺りでも時折ナメを形成している。
林道を歩くと間もなく沢が二俣になっていて、すぐ先に橋がかかっている。
ここで朝ごはんを食べてから沢装備をつけて入渓する。

ナメが見えていた沢も最初は平凡な渓相。
体が沢を歩くのになれてきた頃から小滝がでてくる。
小滝を越えたり、また平凡な流れになったりを繰り返していくと、登山道が横切る。
我々の持つ登山地図や地形図には登山道が沢を渡るようにはかかれていない。
沢を一本間違えたのかと思い、間違えていたとすると黒滝への沢に入り込んでしまうので、時間もあるし、高松岳へ登山道を登ることになってしまってもいいからとりあえず登山道を歩くことにする。
登山道はすぐに沢を渡り返す。
地形図とは違うが、きっと林道ができたりして付け替えられたんだなと勝手に納得して沢に戻る。
沢に戻るとひたすらナメの世界だ。ナメを堪能しているとまた登山道が右岸から渡ってくる。
「なんなんだー?????」と悩んでしまった。また登山道を行こうかとの案もでたが、このまま沢を行く。
登山道を見送ってすぐのところに、左岸水流のところに公園などにある水のみ場のように水がチューと吹き上げていた。「おっ、いい水飲み場だ。」と早速口に含む。とその瞬間!!「温泉だ」と叫んだ。
水ではなく、温泉がふきでていたのだ。夏の水道水程度のぬるさしかないが、湯ノ又沢と名のつくだけのことがある。
この温泉を過ぎると、今まで以上のナメが広がる。40分ほどナメだーナメだーと喜んでいくと1:1の二俣となる。

地形図を確認すると予定通りの沢に入っていると思われるので、沢床は左のほうが低いが予定通り右に入る。
沢巾は急に狭くなるが、相変わらずのナメだ。右沢に入って5分もしないうちに登山道が再び渡り返す。最後の水場の案内があったのでここから尾根に取り付くらしい。
これで虎毛山と高松岳の間縦走路のどこかに出られることは確実になった。
倒木や、倒木のせいで埋まってしまっているところがあるが、基本的にナメでどんどん高度をあげていく。
その間、沢やルンゼがたくさん入るが、どれもナメだ。とても美しい。

やがて水枯れ。水を汲んで窪を忠実に詰めていく。
やぶこぎになるが、ヤブはさほど濃くなく傾斜もきつくないので大変とまではいかないヤブコギだ。
上へ上へと進むが、やがて右が開けてきたので右よりに進むと登山道にポンとでた。
出たところは予定していた1135mの南よりのところだった。
ここから少し高松岳方面へ移動する。
1135mと高松岳の鞍部に着くと、湯ノ又温泉への登山道の分岐の指導標があった。
ここから赤湯又沢へ下降する。

入渓するまえからすでにナメ 小滝がでてくる
こんな感じが延々と続く 二俣をすぎたところ



最初は露岩混じりの草薮を避けて、疎らにある潅木を使って下降する。
だんだん窪型が現れると容易に下降できるようになる。
他の枝沢と出合うと傾斜がぐんとゆるんで、下降しやすくなる。水がでてくると時折ナメもでてくる。
どんどん下降し、標高885m辺りで左岸から同水量で沢が出合う。このあたりでかすかに温泉臭がするようになる。
ここから20分ほど下降すると、赤い色をした小沢が左より入る。この沢は温泉沢となっていて、少し温かい。
すぐ先の右岸には温泉が沸いている。
赤い温泉沢と右岸の温泉の影響で、石が赤くなっていて正しく赤湯又沢だ。さらに湯の花のような温泉成分が付着している。そして水が冷たくない。

右岸から沢が出合う二俣からは滝が連なるが、どれも問題なく下れる。
この一連の滝が終わり再び穏やかな流れになるとすぐに左岸に絶好のテンバ適地がある。
少し下るとモコモコさんが、「おおー、温泉だ。」と喜んでいる。
さらに少し下ると右岸に地獄谷のように噴煙が上がっているところがある。
このあたりで泊るのがよいらしい。
地獄谷の対岸には、木の陰になっているが、これまた適温の白濁の湯があった。
モコモコさんは、最初のポイントに泊りたがったが、山人の主張で温泉に近いところに泊ることにする。
薪を二人で集めていると、なんだか最初のところが非常に魅力的に思えてきた。
結局、最初の適地に泊ることにした。
荷物を降ろしてから薪を回収に往復する。
また、本流は温泉成分が混ざっているのですぐそばに流れ込む小沢から水を汲む。

最初でもたついてしまったので、温泉にいくのが既に16:00になってしまった。急いで温泉に浸かりに行く。
初めに下流にある白濁の湯に入る。
適温で広さもある。しかし、毛虫やカマドウマの死骸が浮いていてなんだか生臭い気がしたので上流にある湯に移動する。
上流の湯は澄んでいて小ぶりだ。こちらは白濁の湯と比べるとぬるめ。
砂が舞い上がってしまったりするが、長く浸かってしまった。

温泉から上がって冷やしておいたビールを回収してテントに戻り、焚火をはじめると、後は例のごとく宴会モード。
焚火も良く燃えて、辺りは噴煙と地熱のオンドルのお陰で温かく、ビールのほかにワイン1.5リットルをあけてしまった。
あまりにも快適でいつまでも焚火のそばでまったりしてしまいそうだったが、雨がぱらついてきたので宴会もお開きとなった。
その晩は、温かいを越えてエアマットを敷いていても暑くなるくらいの地熱のお陰でシュラフカバーだけでぐっすり眠れた。


下降地点から見た高松岳 穏やかな赤湯又沢にある滝
下流にある白濁の湯 今夜の宿となる場所


二日目10月15日
B.P.7:35〜虎毛沢出合9:00〜二俣13:13〜B.P.13:17

夜中雨が時折降ったりしていたみたいだが、それには気づかずに朝を迎える。
明け方も雨が降っていたが、撤収のときには止んでくれた。このまま雨が降らないでいてくれるといいなあと思ったが、出発するときにまた雨が降り始めてきた。

最初はあちらこちらで上がる噴煙を眺めたり、温泉が染み出ているのを触ったりしながら進む。
これらの温泉の為、水は少し白く濁っている。また水は下流ということもあるが、昨日以上に水温が高く水に浸かっても冷たくないので、どんどん下降できる。
右に左に蛇行して谷がだんだん深くなってくる。
しかし滝は出てこない。このままゴーロで虎毛沢までいくのかと思ったら、出発して1時間ほどで小滝やナメがでてきて、3mほどの釜を持つ滝をかけて虎毛沢に出合う。
この滝を右から小さく巻き降りて虎毛沢に降り立つ。

虎毛沢はミニゴルジュといった感じだが、左に曲がるとすぐに開けて広い川原になる。
虎毛沢に入ると水が冷たくなる。しかも雨が強くはないが本格的に降ってきた。
歩いているときはいいが、休憩すると体がすぐに冷えてしまうのでほとんど休まずに歩く。
川原は広く明るい。くねくね蛇行していくが、カーブしているところの外側はつるつるの壁で壁の下はナメ、次第に石になっていくという葛根田川のようなところが延々と続く。

1時間ほどこういった川原歩きをすると小滝がでてくる。
どれも容易に越せる。
川原歩き、ちょっとしたナメ、小滝といった具合に少し変化が現れると沢はU字谷になる。
葛根田川のお函と中津川の白滑八丁を足して2で割ったようなところになると、ちょっとした渕がある。
ほんのわずかなのだが、側壁の傾斜がへつるにはちょっと厳しいくらいになる。そろそろと踏み出してみるとツルッとすべって渕にドボンしてしまった。
足がつくのと流れの勢いがさほどないので、落ちたことは問題ではないが、へそ上まで浸かってしまったのでとても寒い。
ここは結局少し戻って右から巻いた。
巻きは潅木を使っていけ、最後も潅木を使って懸垂なしで降りられる。ここは夏ならば積極的に水に浸かって突破できるのだろう。

この上は綺麗なナメや小滝があるが、うわさに聞いていた亀甲模様のナメではない。
もしかして気づかないうちに通り過ぎてしまったのか?モコモコさんに不安を打ち明けると、「気づかないできてしまったって事はないと思うよ。もしそうだったらここにきた意味ないよ〜。」といわれた。
その後またちょっとした渕を持つ落ち込みがあり、ここの側壁も立っている。
まずは、山人がなんとか突破。続いてモコモコさんがとおもったら「ドボン!」と音がする。
振り返ると、モコモコさんは落ちたらしく、上流に向って泳いでいた(足はつかないらしい)。
なんとか足を開いたツッパリで水からは上がれたが、渕は越えられないらしい。
まず、山人が荷物を受け取って空身になってもらい、次にスリングをだしてモコモコさんを引っ張りあげた。
今回も大物を吊り上げてしまった。
モコモコさんは泳いだため全身びしょぬれだ。
「うー、どうせ濡れるなら最初から泳いで対岸をへつればよかった。」ともらしていた。途中からは対岸のほうが傾斜がゆるい。

二人で寒さに震えながら、「キッコー(我々は、亀甲模様のナメのことをカッコウを発音するようにこう呼んだ。)はまだかなー」とつぶやくと、モコモコさんから「あー、足元!」の声。その声につられて足元を見ると見事な亀甲模様のナメ。
「キッコー、キッコー」と喜んでいくが、あっけなく終わってしまう。
あれだけ楽しみにしてこれだけ歩いてきたのにもう終わりか。あっけなかったなと小滝を越えると小滝の上に長いナメが現れ、このナメもキッコーであった。

このころには雨がやんでいる時間が長くなってきた。
キッコーを堪能して、小滝を越えていくと正面に二俣となっている様子が見られるようになる。
もうすぐだ。
綺麗なナメやナメ滝を過ぎると、沢が狭くなり平凡になる。二俣は開けたところかと思っていたが思った以上に小さく狭いところだった。水量は1:1だが、左俣のほうが少し多い感じ。

ここは右俣に入る。右俣に入るとすぐに左岸に絶好のビバーク適地がある。
まだ13:00少し過ぎたところと早いが、寒いし雨も止んで焚火もできそう。そして、なによりもこの先、ここよりいい場所はなさそうな気がするので即決で行動を打ち切る。

このB.P.も先週の土日に人が泊ったとみえて整地する必要がないので、テントを張ってすぐにたきぎ集めにかかる。
赤湯又沢同様手頃な薪はすべて拾われてしまっていたが、執念で集めると結構な量となった。
なんと今日は14:00前から宴会突入だ。
雨で濡れていたのと、水に浸かっていた薪ばかりなので安定するまでに時間がかかったが、びしょぬれの服を乾かしてくれ、十分体を温めてくれた。
17:30頃から小雨が降ったりやんだりし始めたが負けずに焚火の前で粘る。
19:00前になるといままでと違った降り方をし始めたので宴会を一時中断してテントに入る。
しばらく雨が止むのを待ったが、どうやら小雨ながらも長引きそうなので、寝ることにする。
雨は一晩中降ったり止んだりを繰り返していたようだが、気になることもなく焚火で体があたたまったお陰で今夜もぐっすり寒さを感じることなく眠れた。


虎毛沢に入ってからはこんな感じの川原が続く ナメがでてくる
(葛根田川+中津川)/2としたようなU字谷 虎毛名物、亀甲模様のナメ
出てくる滝はほとんどこんな感じで美しい B.P.にて。焚火がなかなか燃えないよー


三日目10月16日
B.P.7:11〜登山道10:01/10:07〜赤倉沢11:30/11:43〜国道13:13〜秋ノ宮温泉(バス停)13:50


朝きると雨は止んでいた。
空も明るくなってきているような気がする。
B.P.からは傾斜はでてくるが、平凡だ。
途中、ビバークした跡や泊れそうなところが出てくるが、昨日我々が泊ったところが一番よさそうに思われた。

小さなナメ滝を二つほど越えると倒木で沢が埋まり伏流する。大きな崩壊があって沢が土砂で埋まってしまったようだ。
すぐに水流が復活し、先に進むと落ち口がナメとなっている10m滝がでてくる。
これは、右のガレから巻いて滝上のナメに木の枝をつかって降りる。その上もいくつかナメ滝が掛かっているので3段滝といったほうがいいかもしれない。
このあたりから昨日までの広々として緩やかな流れから変化して滝が続くようになる。
7mほどの滝を登ると、右岸から綺麗な斜め滝をかけて小沢が出合い、そのすぐ先に10mほどの滝をかけてもう一本小沢が入る。

二本目の小沢の出合いで沢は右に曲がって5mナメ滝をかけている。
5mナメ滝はのぺーっとしているので右の岩を登るが、落ち葉がついていて少し滑りやすい。
次の階段状になっている流れを進んで軽く3m滝を越えると、左岸から沢が入る。
そのすぐ先には15m滝がかかる。
滝を見ながら休憩をとる。
このころから、空の雲に切れ間が出てくるようになる。
休憩中に空身で15m滝を登みるが、中段が悪そうだ。
ここは無理をせず巻くことにする。
巻きは小沢との中間尾根状から取り付く。
傾斜がきついのは数mで、しかも潅木がしっかりと生えているので難しくない。また、潅木も密生してるわけではないので、トラバースも楽だ。
ここも木の枝を使って滝上に降りられる。

巻き降りるとしばらくはゴーロ歩き。
右岸にガレをみるとナメがでてきて、やがて登れる小滝がどんどん現れてぐいぐい標高を稼ぐ。
一時伏流してから長さ20mのナメ滝が出てくる。傾斜は強くないが滑りやすくホールドもないので右の草つきを一部使って巻き気味に登る。続いて小滝を2つ登ってからでてくる20mのナメを登ると水枯れ。
あとはひたすら詰めあがる。

途中いくつも窪を分けるが、一番深くて広いところを選んで忠実にたどっていくと、笹が被ってきたりするがヤブコギなしで登山道に出る。
計画通り、虎毛山と縦走路との分岐があるピークとの中間地点あたりにでた。
虎毛山頂を見たかったが、ゆっくり温泉につかってから帰りたかったのでそのまま下山することにする。
分岐までは一人しかすれ違わなかったが、降りるにつれて続々と登ってくる人に会う。
登山道は泥と落ち葉が良くこねられていて沢靴ではツルツル滑るが、よく整備されていて歩きやすい、どんどん標高を落とす道だ。
赤倉沢渡渉点(といっても橋がかかっている)で一度どろどろになった靴とスパッツを洗い流し、顔を洗ってさっぱりしてから温泉へ向う。

ここからが長かった。
登山口までは平坦な道をいき、登山口からはこれまた穴ぼこなどない手入された林道歩きとなる。
広い駐車場があるところまでに何台も車が我々を追い抜いていき、そのたびに道の端に避難する。いつもはちょっとムッとするところだが、あまり疲れていないせいかなんとも思わなかった。
旧国道の赤い大きな橋をくぐり、さらに国道にむかって歩く。国道へ出ると立派な虎毛山入り口の看板があった。
国道にでて往来する車に気をつけていくと、山栗が落ちていた。きれいなのを数個拾ってお土産にした(とても甘くておいしかった)。

行きに通った湯ノ又温泉への入り口に着くとバス停までもうすぐ。
人生をあきらめてしまったような犬を遠めに見たり落ちている山栗を拾ったりしてついにバス停に13:55に到着。
16:45発のバスに乗る予定だったが、1本早い14:25に乗れる。
実は、初日タクシーの運転手さんから、「秋ノ宮温泉郷はどこでも入浴させてもらえる」との他に「横堀駅から歩いて5分もしないところにある横堀温泉でも入浴できる」という温泉情報を聞いていたので、着替えだけして、横堀でお風呂に入ろうと長い林道及び国道歩きで打ち合わせをしていたのだ。

早速荷物を降ろし、着替えを出すためにお店を広げたところ、背後から(国道に背中をむけて作業をしていた)「どこまでいくの?乗っていく?」と天からの声が。
振り向くとキノコとりに行った帰りだというご夫婦だった。
ありがたく乗せてもらう。

車中では、お決まりのどこへ行ってきたの話から始まる。
すると、このご夫婦はなんと若い頃は沢登りを、今はもう体力的に厳しいので源流の岩魚釣りをしているのだそうだ。
それでこんな小汚い(一般者から見るとかなりきたない)臭そうな我々に声を掛けてくれたのかな?
山の話や、沢の話しで楽しく過ごさせていただき、さらには横堀温泉まで送ってくれ、感謝、感謝なのでした。
気になる横堀温泉は、とても素晴らしくきれいなところで、施設の人もとても親切だ。
横堀温泉の日帰り入浴は700円(タオル、バスタオル(バスタオルは要返却)、男性にはかみそり、女性にはくしがつく)也。
お風呂へいくと脱衣所には畳が、さらに浴室へ入るとそこにも畳が・・・・。一瞬入るところを間違えてしまったかと思った。
日帰り入浴のほかにも岩盤浴などがあり、1泊してゆっくりしたいと思った。

電車の時間まで間があるので食事をと思ったが、生憎、温泉の食堂は営業時間外で駅周辺にも食事ができるようなところが見当たらなかったので、横堀駅へ向う。
途中、またもや呼びかける声が。声の主はなんと、初日お世話になったタクシーの運転手さんだった。
教えてもらった温泉に入れたことに礼をいい、横堀駅へ。
長い待ち時間のあとにきた電車で新庄駅まで向かい、新庄でお腹を満たして、最高の今シーズンの沢納めとなった。


B.P.からはしばらく平凡だが周りは美しい こういったナメ滝がどんどんでてくる
右のガレから巻いた10m滝 ここも右から巻いた15m滝(空身で偵察中)
んぐんと高度を上げる(空がだいぶ明るい) 滑りやすいが、よく手入されたきれいな登山道



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