山域 谷川連峰
コース 土樽〜蓬峠〜武能岳(往復)〜土合
〜復活山行第2弾 私の好きな谷川連峰に帰ってきたぞ〜
日程 平成16年9月20日
データ 9月20日(月)くもり
アプローチ
東京駅6:08〜越後湯沢駅7:25〜タクシー林道終点7:50

コースタイム
林道終点8:10〜東俣沢8:55〜蓬峠10:30〜武能岳11:30〜蓬峠12:10〜土合駅16:50/17:03
〜水上駅17:23/17:34〜沼田駅17:50/18:57〜高崎駅19:41/19:59〜上野駅21:43

前日まで、私は「白毛門沢行きたい〜(笑)」とモコモコさんを口説いていたが「バカな考えはやめなさい!沢で怪我したらどおすんの〜(怒)」と逆に説得させられた。今シーズンは沢はきっぱり諦めたのでした。
モコモコさんと協議の末、谷川連峰蓬峠越えに話が落ち着いた


9月20日(月)くもり
コースタイム;林道終点8:10〜東俣沢8:55〜蓬峠10:30〜武能岳11:30〜蓬峠12:10〜土合駅16:50

※デジカメ電池切れの為写真ありません。(無念)


という訳で、朝一の新幹線に乗り込みいざ越後湯沢駅へ。早速タクシー乗り場へ向かい、蓬峠へ続く林道終点までボコボコ道を揺られること20分。(なんか、道の悪いところをタクシーに乗っていると恐縮してしまいます)結構車が停まっている。5・6台は停まっているだろうか。(他の車がここまで来るんじゃ、タクシーだって来れて当たり前だ。恐縮して損した気分)料金は3,900円ぐらい。

モコモコさんの音頭で準備運動を開始します。すると、ザックにヘルメットを付けた沢人が降りてきましたが、スタスタと下りていってしまいました。モコモコさんに「今度、沢人が降りてきたらどこ登ってきたか聞こうよ」と注意喚起する。
蓬峠に続くこの道は、沢沿いを歩く関係、おいしい水がいたるところで飲めるので水筒要らずの道だ。途中、野花がたくさん生い茂っている所に、スズメバチがブンブン飛んでいたのでモコモコさんが驚いて、手で追い払おうとしていたので「じっとしてな」と注意した。私の経験上、下手に刺激をするとかえって危ない。

上からにぎやかな声がする。誰か降りてきたな。5〜6人グループでみんな若い。恐らく20代だろう。ザックにヘルメットだ。早速「こんにちわ〜どこを登って来たんですか?」と質問。「万太郎です〜」とのこと。地図で確認すると、ここまでかなりの距離がある。昨日はどこに泊まったのかな〜と疑問がいろいろと沸いてきた。

東俣沢の出合いで一休み。8:55分。ここで、写真を撮ろうとしたら「電池がありません」との表示!予備の電池もないので今回は写真なしです。(悲)ここから、結構急になるので、気合を入れて登る。つづら折れなので登りやすい。ぶなの樹林帯を気持ちよく登る。折りかえしポイントになるとブナに数字が書いてある。ちょいと広めの休憩場所でおにぎりを食べて後半戦に備える。

お腹も落ち着いていたので、頑張って登る。上の方はガスっている。足は問題ない。大丈夫だ。茶入沢で水の補給。汗ばんだ顔を洗うとすっきりした。樹林帯を抜けたので、もう少しだろう。この辺りから、下ってくるパーティーに会った。

黄色い蓬ヒュッテが見えてきた。笹に囲まれて、緑に黄色で目立つ。風通しがいいので武能岳方面へ少し移動して、笹薮に隠れて行動食を食べる。蓬峠には我々以外3人いたが、天気がいまいちなのでみんな下山するといっていた。

武能岳の登りは両側が、笹で覆われた緑の登山道だ。ガスで景色が見えない。山頂では、下半身短パンでマットを敷いて昼寝をしている登山者がいた。私とモコモコさんがひょっこり現れたので、慌ててズボンを穿こうとしていた。我々も、くつろいでいると 平標山から縦走してきた登山者が到着した。話によると連休中はあんまりいい天気ではなかったようだ。

我々も、時間がないのでそそくさと下山にかかる。途中またもや、沢人2パーティーに遭遇。話しそびれてしまった。どこから飛び出てきたのだろうか気になる。下りはあっという間に蓬峠。ここで、土樽駅に下るか、土合駅に下るか作戦を練る。時間的には大して変わらない。土合方面のほうが交通の便がいい。同じ道を通らなくてもよい。との理由で土合方面へ行くことにする。

一部道が荒れているところがあるが、慎重に行けば大丈夫。白樺小屋で一休み。小屋の中には、蛇の抜け殻なんかあり、ちょっと不気味です。小屋自体はとてもこじんまりして、綺麗なのですが・・・。

湯檜曽川へ向かって下ります。つづら折りになっているので下りるのは楽です。武能沢の出会いまでけっこう長く感じる。虹芝寮に到着したあたりから、雨がポツリポツリ降ってきた。雨具を着ようかな〜どうしようかな〜といった微妙な降り具合で二人を困らせます。一度二人して上下着込みますが、暑いよ蒸れるよ警報発令でせっかく着た雨具をすべて脱ぎ捨てました。しばらく、歩き出すとまたもや、今度は威勢のいい降り具合。モコモコさんは「も〜なんなんだこの雨は!」と怒りをあらわにしています。とりあえず、上だけ雨具を着ることにしました。樹林帯なのである程度の雨は防げるので。

倒れたぶなの大木に何やら怪しげなきのこがたくさん生えているではありませんか?これがすべて食べられたら最高なのに・・・。こんな人通りの多い道でそのままなのはワケアリキノコということかな?家に帰って調べてみたらツキヨタケということが判明。毒でした。

幽ノ沢、一ノ倉沢、マチガ沢を越えて、林道最後の水場で、顔を洗って、手ぬぐいで体をモコモコさんに拭いてもらいました。すっきりです。あとは土合駅バス停までのトボトボ歩く二人でした。

帰りは沼田駅で途中下車して、とんかつ「山彦」でとんかつ定食を食べて帰りました。ムシャムシャ!

※復帰第二回戦ということで、前回の尾瀬より少し大胆(普通に歩く)に歩く気持ちで望みました。しかしながら、下りでは段差のあるところなどで、良いほうの足を先に出してしまうことが多いので、それが負担になりしばらく膝が痛くなりました。均等に使うのが望ましいということが分かりました。

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