山域 |
八幡平 |
コース |
八幡平スキー場トップ〜茶臼小屋〜前山経由〜八幡平スキー場 |
〜らくちん号で行くバックカントリーエリア 八幡平スキー場〜 |
日程 |
平成16年1月10日〜1月12日 |
データ |
地形図 25000:1 茶臼岳
アプローチ:東京駅らくちん号23:10〜盛岡駅6:30/バス7:37〜八幡平ロッチ9:02
コースタイム
1月10日 晴れ
八幡平スキー場トップ11:20〜茶臼小屋12:50〜八幡平スキー場
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1月10日(一日目) 晴れ
コースタイム;八幡平スキー場トップ11:20〜茶臼小屋12:50〜八幡平スキー場14:35
昨年同様、アプローチは夜行バス「らくちん号」だ。缶チューハイを飲んで俗世間からの解放を一人でしみじみ感じながら旅情にひたる。皆さんマナーが良いので盛岡まで快適に過ごせた。ただし、朝方寒くて時々目を覚ますことがあった。盛岡駅の待合室で時間を潰す。行きつけの立ち食いそば屋を探すが、駅の改良工事のため見つからなかった。諦めて待合室に戻る途中、2Fに新たなそば屋を発見。モコモコさんを呼んできて、速攻でそばをお腹に流し込んで、バス停に急いだ。ほっと一息つくとまもなく、八幡平ロッジ行きのバスがきた。乗り込んだのは我々を含めて5人ほどだ。お腹も満足で寝ながら八幡平へ向かった。
昨年来たときは、「八幡平観光ホテル」だったが今年は「八幡平ロッジ」に名称が変わっていた。名称が変わっても中身はそのまんま、宿泊代も昨年同様だ。(驚きの価格・リフト券込み一泊二日2食付で8500円)早速受付を済ませて準備に取り掛かる。鳥居の前でモコモコさんの音頭で準備体操をする。リフト券売り場で日付を入れてもらいシングルリフトに乗り込む。空には青空が広がり絶好のツアー日和だ。今シーズンの初滑りのため、スキー場で足慣らしをしてから、トップへ向かった。
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縦走路より茶臼岳を望む
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トップのリフト係員にツアー届けを出して出発。天気も良いし、トレースもばっちり付いているので何の問題もない。最初の鞍部までシールを付けずに滑り込む。鞍部でシールを貼り付けてフリースを脱いだりして準備を整えてから登りにかかる。つぼ足のボーダーやスノーシュー、山スキー、テレマークスキーとさまざまなジャンルの人たちがいる。最新のウェアを着ている人が多いのでいいな〜と思いながら進む。スキー場トップから始まったツアーの番号標識。80番で茶臼小屋だ。
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茶臼小屋にてモコモコさん |
茶臼岳東斜面をトラバース |
茶臼小屋で一休みする。大きなザックを背負った5人位のパーティーが入ってきた。モコモコさんの聞いた話では、今夜ここに泊まり宴会をするということだ。そのほか、7人ぐらいが休憩をとっていた。我々は、茶臼岳の山頂をパスする。東斜面をトラバースして鞍部へ向けて滑る。シールを付けたまま滑ったがなかなか面白かった。シールなしのほうが良かったかもしれない。そこから、前山へ向けて軽い登りをする。昨年の滑走ポイントまで移動する。
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茶臼岳と前山の鞍部へ一気に滑り込む |
フリーダム |
何人かのトレースがあるが広い斜面なので、探せばいくらでもバージンスノーがある。あまりにうれしいのでドンドン先に進んでしまった。そしてモコモコさんと距離が開きすぎて見失ってしまった。いくら待っても降りてこない。しびれを切らして、シールを付けて上部へ捜索にでかける。木に激突して怪我でもして途中で倒れているのではないか・・・ビンディングの調子が悪くて滑れないのかなど・・・心配になってきた。笛をふいたり大声で叫んだりしても返事がない。最後に目撃したポイントを見張らせるところまで上り返してたが姿が見えない・・・。
冷静になって考える。これだけ探してもいないということはすでに降りたとしか考えられない。断定はできないが、斜面をかまぼこに例えると、モコモコさんは私から見えない反対側を滑っていったのだろうと思う。私もいったん八幡平スキー場に戻ることにする。車道を滑ってスキー場へ向かっていると、なんと登ってくるモコモコさんを発見!モコモコさんも山人がなかなか降りてこないので登り返してきた途中だった。お互い言いあいになる。しかしながら、無事発見できて良かったと考えることにする。
パウダーにめぐり合えたのに最後は後味の悪い山行になってしまった。
反省点
1・天気がいいのと見通しの良い斜面だったので少しぐらい離れていても大丈夫という油断があった。
2・昨年も同じコースを滑ったという過信があった。
3・山人が勝手に滑りすぎた。
これを踏まえて、次回のツアーは慎重に行きたいと思う。
今回のツアーは昨年同様、福島から強力な助っ人を呼んでいる。私の後輩さいとーと「いっぷく茶屋」で14:30に待ち合わせをしている。三人無事そろって乾杯をする。その後は軽く流して明日からのツアーに備えることとした。
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