アプローチ:    東京駅6:36〜越後湯沢駅7:48/8:09〜土樽駅8:25〜蓬峠
地形図25000:1 
山域 吾妻連峰
コース 西 大 巓 ス キ ー 修 行
〜お手軽スイスイ軟弱ツアー〜
日程 平成15年1月11日〜13日
データ プローチ
池袋駅23:00(夜行バス)〜グランデコスキー場7:30

地形図25000:1 吾妻山・桧原湖

コースタイム

1日目
   ゲレンデトップ9:40〜西大巓12:30〜ゲレンデトップ13:45
2日目
  ゲレンデトップ10:45〜標高1750mトラバース〜第三高速クワットリフト13:30
3日目
  ゲレンデトップ10:10〜標高1750mトラバース〜第三高速クワットリフト13:00

いざ出発!リフトトップ
1日目
  コースタイム
ゲレンデトップ9:40〜西大巓12:30〜ゲレンデトップ13:45
シーズンの初めての山スキーだ。池袋駅近くの夜行バス集合場へ行く。そこから、延々とバスの旅が始まる。寝られそうで寝られない状況が続く。定期的にトイレタイムがあるため、いい気持ちになってきたところで運転手さんのアナウンスがはいる。「えーとここで休憩はいります。時間は15分ほどです。出発時刻は○時○分です」といった具合に強制的に起こされてしまうのである。

そんな、体力をいつづけるこのバスを選んだ理由は、1.スキー場に早く到着する、2.値段が安い(片道4500円くらい)この理由からだ。我々は車を持っていないのでこれがベストな選択になる。

グランデコスキー場には予定より1時間ほど遅れて到着。
朝飯を食べて、ゆっくり準備を進めた。リフト運行間は7:00からだが、上部のリフトは9:00からの運行になるのでそれに合わせることにした。

 天気は曇りだ。西大巓はガスっていて見えない。あまり天気はよくない。標高1590mのスキー場トップに着いて準備をする。我々が準備をしていると重装備の二人パーティーがやってきた。この二人より一足お先に新雪の斜面に取り付く。

も入っていない。我々が一番乗りだ。思ったりよりも、深く潜らないのでラッセルが楽だ。一ピッチ登ったところで休憩を取る。先ほどの二人が登ってきた。ここでトップを代わってもらった。話してみると彼らも千葉県からやってきたということだ。西吾妻小屋に宿泊しその辺で遊び、天元台へ抜けると話していた。
西大巓直下
らと、入れ替わり西大巓を目指す。天気は相変わらず悪い。ガスっている状態だ。一瞬でも晴れたら、樹氷がそこら中に広がるはずなのに残念だ。何とか山頂らしき辺りに到着した。しかし、これといった確証がない。たしか、数年前に来たときは木の棒に西大巓と書いてあったような気がするがまあいいか?ピークハンターじゃないから山頂にそうこだわらなくて・・・。
彼ら二人はもう少し様子を見て西吾妻へ向かうということだ。モコモコさんは早くも撤退したいとのことなので、忠実にもと来たトレースをたどって帰ることにした。二十日平は我々にとってまだまだレベルが高いようだ!また今度挑戦しよう。シールをはずし、ドタバタ滑走でゲレンデに戻った。テレマークを履いているのに満足なテレマークターンが一度もできなかった気がする。あ〜あ〜修行が足りないな!

当初は、二十日平と息巻いていたが結果としては、トップからの往復といった単調なものになってしまった。山は逃げないから実力UPしてまた遊ばせてもらおう!偉大な、西大巓に・・・。
滑走モード 生憎の天候
滑走準備に入るモコモコ 天気は良くない
2日目
  コースタイム ゲレンデトップ10:45〜標高1750mトラバース〜第三高速クワットリフト13:30


夜はペンションに宿泊した。お陰様でよく眠れたし、うまいものを食べたので今日は元気一杯だ!ペンションからはスキー場まで、循環送迎バスに乗り込む。かなり人が座っているので補助席に座る羽目になった。本来ならば20分ぐらいで着く所を一時間以上かかってグランデコスキー場に着いた。異常な込みようである。リフト券を買い求めるのにも長蛇の列である。昨日、二日券を買っていたので並ばなくて済んだ。もし、一日券だけ買っていたら今日滑り出すまでにお昼近くになっていただろう。

日目は、滑りを重視した計画とした。天候はよく晴れていて暑いくらいだ。リフトトップより標高1750m位まで登る。そこより、西の不動沢の源頭をトラバースする。ゲレンデトップより、滑走ポイントまで40分ほどで着く。そこから、シールを外して滑走準備をする。地形図上で見ると西大巓直下より、傾斜は緩やかだ。前日、疲労困憊で降りてきたモコモコさんもこの斜面には期待しているようだ。
 山人が先行して滑り出す。緩やかで、適度な間隔で樹林があり最高な斜面だ。私が、体験した中で「バックカントリーで初めて滑れました」と宣言したいほどのナイスな斜面だ。下に下るほど、滑りやすくなる。モコモコさんもとってもうれしいようだ。去年のすべりと比べて「パワーアップした?」と聞いてきた。「すごくパワーアップしてるよ」と答えると喜んでいた。
滑っているのだ〜
自由を感じる斜面
ちょっと狭いのだ〜 モコモコワールド
モコモコのヨタヨタ滑走 トラバース中、もこもこした木をバックに

1500m位からスキー場側へ意識して滑る。この辺りになると林間コースのようだ。あまり下まで滑っていくとヤブっぽくなるので早めに不動沢を越えたほうが良かった。(一回目はヤブにはまった)あとは、スキー場目指してひたすらトラバース気味に滑っていくと、賑やかなスキー場に戻ってくる。素晴らしいコースだ。静かで、リフトを利用して体力的にも疲労が少ない。一日頑張れば3回はいけると思う。(我々は2回行った)

どこまでも×2
林間コースは最高だ

3日目
  コースタイム ゲレンデトップ10:10〜標高1750mトラバース〜第三高速クワットリフト13:00

最終日は、前日同様お手軽ツアーコースを最後に一本滑った。最終日は、気温が非常に高く雪がやや重くなっていた。しかし、十分楽しめた。今度は、二十日平を目指したい。

熊の爪あとか?


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