山域 谷川連峰
コース 土樽〜蓬峠(往復)
〜行きはヨイヨイ下りはスイスイ〜
日程 平成14年3月21日
データ 地形図25000:1 

アプローチ:
    東京駅6:36〜越後湯沢駅7:48/8:09〜土樽駅8:25〜蓬峠


 
すがに3月下旬ともなると日差しもだいぶ温かい。土樽駅を出て、蓬峠方面へ向かう。林道の除雪終了地点でスキー歩行の準備をする。土筆も道路わきから顔を出している。もう春だな。蓬峠までの道のりは始めは緩やかである。西尾根の所々から、小規模な雪崩の跡が残っている。我々の他に、単独の方と、2人パーティーだけだ。静かな山である。

前半部分の杉林を行く

道終点まで来ると、蓬峠が姿をあらわしてきた。我々は蓬沢を最後まで詰めないで途中にある支尾根から回る込りルートを行くことにした。今までの穏やかな登りから一転して、急な登りに入る。先を考えてここで昼飯とする。お約束のカップラーメン「赤いきつね」を食べる。ビールを飲む。最高にうまい!おにぎりを食べる。うまい!こんなことで貴重な時間を40分程浪費してしまった・・・。

蓬峠が見えてきた!

な林の中を快適に登る。良い斜面が広がっている。モコモコさんは少し疲れてきたようだ!蓬峠までは無理かも知れないな・・・。足拍子岳へ続く稜線も望むことができる。登れば登るほどおいしい斜面が広がいるのが分かる。うれしい限りである。モコモコさんも少しは元気を取り戻したようだ。

支尾根の登りに取り付く 快適な斜面を登る


能岳、蓬峠を望む。少し雲が出ていた。稜線に近づくと風が強い。稜線はあとわずかな距離である。しかし、最後の急登が待っている。モコモコさんは、もうここいらで辞めたいようだ。体力の限界が近づいてきているようだ。しかし、ここまできて撤退することはあまりにも忍びない。蓬峠までは無理としてもせめて稜線までは、と説得する。山人が先頭を切ってモコモコの志気を高める。

武能岳方面のおいしい斜面

線の先が見たい。どんな景色が待っているのか・・・足取りが早くなる。一足先に足拍子岳の稜線に飛び出る。良い天気とは言えないが大源太山、七ツ小屋山を望むことができた。景色を堪能しているとモコモコさんがやってきた。だいぶお疲れのようだ。ここから、あとは滑り降りるだけだ。この瞬間が堪らない。シールをはずしザックに押し込む。

大源太山を望む

質は春特有の重い雪だ。うまく滑れないけど楽しい。ほんとに不思議な乗り物だ。モコモコさんは力の入った滑りで降りてくる。支尾根の基部まで来ると斜面は緩やかになるが、以外や以外で直滑降でグングン滑っていく。あっという間に林道終点に着いた。後ろを振り返ると遠く蓬峠が見えていた。

モコモコさんが滑っています。


活動記録に戻る

トップへ戻る