やまあるきをつくろう!(つづき)

つくりかた

設計図(5K) 1.設計図を書き取る

 まず、材料のボアの裏面に、右の図にある曲線を写しましょう。 最初に直線と曲線との交点の位置をはかって、点を打ちます。そして それをなめらかな曲線で結ぶとやりやすいと思います。ちなみにこの図は 上下左右対称です。
 基本的な直径80mmのスチロール球の場合では、Aの長さは106mm、Bは40mm、 Cは53mm、Dは63mmです。曲線の結び方については、ボアがかなり伸縮性に富む 素材であることや、最後はどうせ球面に張り付けるのですから、全くぴったり はまるということはない事から、かなり適当でも大丈夫です。なめらかに各点を つなごうと心がければ大丈夫でしょう。
 1枚できたらもう1枚同じ物を作ってください。これが2枚合わさって 1人のやまあるきになります。


切る注意(3K) 2.切る

 ボアを切ります。ただここで、ふつうに布地を切るときと違った注意が あります。右の図のようにボアの毛が斜めに植わっている時、考えなく 布地を(毛とともに)切ってしまうと、切れ端の方の毛が猛烈に短く 切られてしまい、ちょっとかっこ悪くなってしまいます。ぬいぐるみの 命はやっぱりこのふわふわの毛ですから、切るときはなるべく地の布だけを切る ように、毛を除けながら切るか、裏地だけをカッターナイフで切り取るように すると良いと思います。
 ただ、やはりそれでもこのときかなりの毛が飛び散りますので、鼻が弱い方、 毛のアレルギーのある方はマスクなどをしながら作業してください。
 これも先ほどと同様、1つできたら同じ物をもう1つ作ってください。


貼り方(3K) 3.貼る

 さあ、とうとう貼ります。貼り方は言葉でも絵でも、ちょっと説明しにくいのですが、 右の図のように、1枚を貼ったらその反対側から90度傾けた同じ物を貼るという 方法になります。イメージしにくいかたはスポーツ用品店に足を運んで、野球の硬球を よーく見てください。これも同じ方法で球を作っています。
 さて、貼るときの注意ですが、元々、完全に設計図通りに作ってもぴったりとは 収まらないですから、貼ってからある場所をのばしたり、縮めたりするという 作業を行います。ですから、糊はなるべく遅乾性の物を使うといいかもしれません。


4.足をつける
 ここからは設計図によらずに、フィーリングで作業する方がきれいで早いです。
 さて、足をつけましょう。まず針金を適当かつ十分な長さで切断します。 慣れてくると(←慣れるかい!)最初からぴったりの長さに切れるようになったりも しますが、最初のうちは長すぎるくらい切った方がいいですね。
 これを、(やまあるきに差す前に)足の形に折り曲げます。針金の先端から 3cm位はやまあるき本体に埋まりますので、それを考えて関節の位置を決め、 えいやっと曲げます。微調整は後からでもいくらでもできますが、段ボール板の 足をつく位置には穴をあけてしまいますので、 そこのやり直しはききません。針金をやまあるき本体や 土台をあてがいながら慎重に曲げていってください。
 足の形ができたら、土台となる段ボールのところで、やまあるきの が足をおろしそうなところに穴をあけます。その後、土台に針金を通し、 裏に回った分の針金を90度曲げて、土台にセロハンテープなどで固定します。 やまあるき本体側を先に固定するよりこちらの方が楽かと思われます。
 最後に、針金を山歩き側に差すのですが、柔らかいスチロール部分はともかく、 糊を塗った布を針金で突き刺すのは難しいかもしれません。そんなときはあらかじめ やまあるき本体側にキリなどで布部分に穴をあけておくといいと思います。ただ、 スチロール部分奥にまで大きな穴をあけてしまうと、今度は針金を差してもすぐ 抜けてしまうかもしれませんので、その辺は程々に。
 針金を差したら、最後に微調整です。やまあるきを360度全方向から見ながら、 立体的な位置を決定していきます。針金を深く入れたり、浅く入れたりすることで 足の長さの微調整もできますね。
 足の位置が決定したら足の付け根に糊を塗っておくと、やまぬいを抱いた 時などに(←抱くな抱くな)、足が抜けてしまうのを防ぎます。


4.目を付ける
 目を付けます。これは全くのフィーリングで、縦長の長方形に切った フェルトを目に相当する場所に張り付けてください。何しろボアの長い毛の 上に張り付けるので、張り付けた後でもいくらでも動かせるので、細かい事は 気にしなくても大丈夫だと思います。


5.頬紅をつける
 この行程は必須ではないのですが、あると(私としては)やまあるきの かわいさが4倍くらいになると思います。特にカップルで作った場合はちょっと 頬が赤いくらいがかわいいのではないかと。
 やり方は簡単。ピンクの蛍光ペンでやまあるきのほっぺたに当たる部分(?)に 色づけをします。最初のうちは色の付けすぎになってしまうことの方が多いと思う ので、「ん?これは色が付いてるのか?」くらいでやめるのが上品でしょう。


6.あとはご自由に....



 というわけで、やまあるきの完成です。大事にしてやってください。 何か分からないことがあったら是非質問してくださいね。

おわり
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