鹿児島    藺牟田池       

気まぐれシリーズ No13 ラムサール条約登録湿地 いむた池

平成17年11月8日にラムサール条約に登録された

藺牟田池は海抜295m、周囲3.5kmで女性的で飯盛山(通称・
藺牟田富士)と男性的な片城山など6つの山に囲まれた火口湖で
昭和28年3月に県立自然公園仁指定されました。
火口湖とは火山の噴火で陥没した所に雨水等が溜まり出来た湖。

湖面の深さは3m位で浅い、湖面に浮遊する泥炭は大正10年3
月に国が泥炭形成植物群落として天然記念物に指定されています。
この泥炭形成現象は学術上極めて貴重なものです。
藺牟田池の西側3分の1は湿原地帯、多数の泥炭質の浮島が見
られる。この浮島は、国の天然記念物で、「泥炭形成植物群落」
として指定されていますが、多くの植物が枯れて完全に腐らずに
堆積し、炭化したものです

鹿児島県 薩摩川内市観光ガイドより引用
                        平成19年3月31日撮影
ベッコウトンボ生息地保護区
鹿児島県薩摩郡祁答院町藺牟田池
和名 ベッコウトンボ
学名 Libellula angelina
ベッコウトンボはかっては宮城県から
鹿児島県にかけての水田周辺の湿地
や沼などに普通に見られていましたが
生息地の環境の変化等にともない生
息分布域や個体数が減少し、現在では
「幻のトンボ」と言われるほど絶滅のお
それの高い種です。
このため平成6年1月に「種の保護法」
に基ずく国内希少野生動植物指定さ
れ捕獲等が禁止され保護されています、

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