2007年 教室展の紹介


案内状



2007年11月1・2・3日の、自宅での作品展を紹介します。
今年1年間、教室に通った生徒さんの織作品の発表会と、庭で手紡ぎマフラー・ショールの展示即売会を開催しました。
以前教室に来ていた生徒さんたちは、カリキュラムを終了した後、自宅に織機を購入されて手織を楽しんでいらっしゃるはずですが、なかなか刺激(?)がないと織から遠ざかってしまうとか。こんな機会に多少の参考になればと、新しい織機や紡ぎ車も入った自宅アトリエでの開催となりました。


今年は新しい組織の織への展開を、上級クラスの生徒さんたちと模索しました。
左の写真は「クリスマス」をテーマに織った2作品。
実は昨年の教室展前に織り始めましたが、時間がかかって2年越しの完成となりました。今年のクリスマスには、ご自宅の部屋を飾ることでしょう。
コットン、リネンなどの糸を使って織ったもの。
織った布にひと手間かけて、バッグやクッションなどに加工したら、手織りの世界が広がる気がします。
自分だけのオリジナル小物を、布を織るところから作ったら、素敵だと思いませんか?
今年は北海道の牧場の羊のオーナーになった方、紡ぎ車を買った方など、「紡ぎ」を始めた生徒さんが何人もいらっしゃいます。紡ぎを始めてしばらくは、細い太いのある糸ができますが、これが味のある手紡ぎのマフラーやショールになります。ナチュラルな色合いも手紡ぎならではです。
横縞のマットは、習い始めてすぐの課題ですが、色選びでそれぞれ全く違ったものが出来上がるところが、楽しいです。
右の写真の壁に飾ったブルーのタペストリーは、たて糸の本数も多く、オーバーショットの大作です。
すかし織りが2点。
左は窓から見える海の風景、右は「街へ」というタイトルの間仕切りです。
左は二重織のタペストリー。小さい作品ですが、存在感があります。グラデーションの糸は、レインボー染めの原毛を紡いで糸にし、色をひきそろえて、グラデーションを作りました。
右は裂き織マットです。着古したシャツや布団カバーなど、コットンの布を裂いて織りました。まさにエコロジー!リユースの材料でも、色あわせでお洒落なマットが出来上がります。
左はオーバーショットのテーブルセンター。クリスマスのポインセチアをイメージして織りました。この色を出すために、何回も糸を染め重ねたそうです。
右はドゥカゴングのタペストリー。すかし織りより模様の糸が浮いて見えます。赤と白の模様がはっきり出るように、糸かえが面倒でした。
入り口と庭の展示の様子。
屋外での展示は、お天気が気になるところ。初日、2日目は午後から雨がぱらぱら、3日目の文化の日は、青空が見えて、葉影の映る展示はなかなかいい雰囲気になりました。
数点展示されている服は、友人が着物をリサイクルして仕立てたコートやスーツです。
近頃では着物を着る機会が少なくなってきましたが、たんすに眠っている思い出の着物など、仕立て直してお洒落着として着られたらいいのではというご提案のために、友人がデザインしてくれました。
左は大島の着物で裂き織したショールと手紡ぎのショール。右は手紡ぎのマフラーです。


狭いアトリエの半分だけを使っての展示でしたので、こじんまりとした作品展となりましたが、駅から歩いて15分ほど、わかりにくい場所にもかかわらず、懐かしい友人達も来てくれて、楽しいひと時が過ごせました。
これからも生活を豊かに彩る手織り作品を、生徒さんと共に織っていきたいと思います。



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