「極東の技術を舐めてんの? ……選びなさいよ、17通りの中からね」
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17(セブンティーン)
31を追ってイギリスへやって来た日系ハーフの暗殺者。
通称『17』、本名は江崎・G・理子。
“自称”女子高生。
17通りの暗殺手段を持ち、依頼主に殺害方法を選ばせるという、一風変わったポリシーをって、
ちょっとぉ! 何よあのオッサンってばあたしのアイデンティティと被ってんじゃない!
しかも何アレあたしより数多いじゃん!!
――的に31を目の敵にしている。
産業革命が生んだ最先端の技術と、極東の匠の技の融合とも云える擬態技術――それはもはや変装の域を越えている――を駆使した暗殺技は女子高生とは思えない。
……と言うか、本当に女子高生なのかは本人のみぞ知る。
趣味はボーリング。あと、時々駅でボーっと立っている。
永遠の、17歳。
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「その無愛想な面が屈辱に歪む様はさぞ面白かろうな。……さあ! 凍えた大理石の上でのたうち回れ31!」
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マーベラス・C
軍人崩れの何でも屋。
元・軍人の過去に相応しい野性味の中にも、欧州の上流階級出身を匂わせる洗練と洒脱さを持つが、実は極東の広島出身。
極東に政府密命で来ていた某国軍人との道ならぬ恋に落ちた日本人母から生まれ、周囲から虐げられて育った後に紆余曲折を経て海外の軍隊に入り、流れ流れて現在に至る。
密輸から誘拐、諜報、暗殺まで何でもこなすが、それら全てに常に『クリエィティブでエキサイティング』な何かを求めている快楽主義者。
31とは因縁の仲であり、陥れて某国の監獄に送り込んだのもマーベラスである。
かなりの女好き。
女だったら赤ん坊から老女まで、誰でも何でも問題無い。
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「式神召喚! 右貴を嫁にするまでメゲんし負けんし根性出すでー!!」
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箱上 実(ハコガミ ミノル)
倶理古流陰陽道 表宗家第23代目当主。
首に掛けた数珠から呼び出す四種の式を自在に操り、古武術をも駆使する少年陰陽師。
大阪在住、関西弁。式を召喚している間は眼が苺色になる。
双蛇の姉・右貴(ゆうき)に一目惚れしており、健気に尽くそうとするものの物凄くあしらわれて良い様にコキ使われている。
双蛇が男女入れ替わっている事には全く気付いていない。
一見能天気に見えるが陰陽術に関しては一族内でも抜きん出ており、若輩ながらも中々の腕前。
想い人と同じ顔である双蛇の兄・左貴(さき)(←ただしこっちが本当の姉)の事も何かと気をかけ、明るく接する天然元気印少年。
……ただし、双蛇の二人からは割とウザがられている。
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「倍アイスだ・・・!」
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アカギ乳業
出オチ。
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