●1年振りの新ちゃん家
 9・21(土)、仕事を早めに切り上げてだっくんは加藤【鬼】清正と共に浜松の新ちゃん家に向かった。ちょうど中秋の名月という事で夜のドライブを楽しみにしていたがあいにくの曇り空。それでも久しぶりの再会に気持ちは踊っていた。
 実は約1年前、この3人は顔を会わせている。個人的には第1回東海OFFとしているが、実際にはサンマを2日かけて行っただけだ。それでもあの時の思い出は昨日のことのように思い出す。【鬼】清正に会うのはその時以来だ。車に乗り込んだ彼に声を掛けてみる。
「元気そうだね。」
「おかげさまで。」
 お約束の返事が返ってきた。さすがにまだ緊張しているようだ。無理も無い。彼にとっては本格的なOFFに参加するのは今回が創めてだからだ。それでも同じように楽しみにしている姿は見てとれた。何しろ、前日にmsnでケンさんとおおにた【自然流】さんに
「髪緑?白?
と煽られた影響(?)で当日染めたという髪色はライトブラウンに変わっていた所をみてもよく解る。
 車内で雀賢荘や新旧ゲームの事を話しながら東名を1時間半ほど走ると浜名湖の景色の先に浜松西ICの標識が見えた。新ちゃん家は市街地にあるのでここからはあと20分ほどだ。1度しか来た事がないもののこういった記憶能力にはちょっと長けているだっくんは難なく前回買出しをした新ちゃん家近くのコンビニまで辿り着いた。
「早かったね〜。」
 ちょっと前に携帯連絡しておいた新ちゃんが急いでやってきてくれた。まだこちらの泊まる為の準備をしている途中だったらしく、申し訳ないと思いながらもおじゃまさせてもらった。ホントならここで昨年同様サンマといきたい所だが、いかんせん明日の出発はAM5:00だ。少しでも眠らなければ明日に影響する。それでも普段この時間はパソコンに向かっている事が多い為、眠気は流石に来ない。仕方なく明日の競馬新聞などを読みながらゆっくりその時が来るのを待ち、ようやくPM11:30に布団に就いた。zzz・・・

横浜&温泉OFF(2002.09.22〜23)

Happy Off

●東海組、関東上陸!
 だっくんは眠りから覚めようとしていた。かなり頭がすっきりとしているのが自分でも判ったので、これはしっかり眠る事が出来たと思い、勢いよく起き上がり携帯の時計を確認すると
[AM2:00]
・・・真夜中だ。隣の【鬼】清正まで起こしてしまい悪いことをした。その割にはまたグッスリ眠る事が出来たのだが。
 やがて目覚ましが鳴り、心配されていた【鬼】清正の寝起きも滞りなく(笑)進んで、お世話になった新ちゃん家に一礼をし、予定通りの出発。
 連休中とはいえ、まだ夜明けの高速は快適だ。由比の浜を横目に見ながら車は順調に進み、AM6:30前には足柄SAへ。ここで早めの朝食だ。だっくんがきつねうどん、新ちゃんがきしめんを注文する中、【鬼】清正が注文したのはあなご丼!若いって事はいい事だなと思った瞬間だ。^^; 食事も終わり、交通情報の大きなモニターを見てみると都心に先ほどはなかった赤い点滅が・・・事故だ。首都高に赤いランプが見る見る伸びていく。急いで車に戻り即座に再出発。結局、東京ICにはAM7:30に着いたもののそこから霞ヶ関まで1時間ほどかかった。それでもまだ事故が解消に向かっていったの良かったほうだが。逆に走り慣れていない分、新ちゃんにナビをしてもらいつつ、しっかり標識を見て進めたので良かった。
 とにもかくにも東名⇒首都高3⇒首都高環状外⇒首都高6⇒首都高7⇒京葉と順調にジャンクションを通過してAM9:00ちょい前に市川ICに到着。この間、【鬼】清正が眠らなかった事が一番の驚きだった。(笑) あとはケンさんにもらった地図を片手に無事、待ち合わせのデニーズへ到着。ようやくひと仕事終えた気分だ。(^^ゞ

●ギャンブラー魂
 
待つこと20分。いい感じで眠気が来た所に「ども〜。」の声。上を見るとそこには見覚えのある顔とどこかで見たような顔が並んでいた。前回東海OFFで会ったひろぽんと前日に参加することがわかった自然流のおおにたさんだ。確かに少し大仁田厚に似ているような・・・。どうやらケンさんは車で待機してるということなので新ちゃんがフレンチトーストを急いで食べきった後、おいらたちは外へ出た。
 ケンさんは前回となんら変わらない豪快な雰囲気だった。ひろぽんもそうだがまだ会って面識が2、3回しかない自分達に普通に接してくれることはありがたい事だ。ただ漢の仲間でありながら完全な初対面である【鬼】清正はさすがにまだなじめないようだったので、
「ケンさん、【鬼】清正をそっちにお願い。いろいろ話してあげて。」
と早速、席移動をして車に乗り込んだ。行き先は中山競馬場だ。
 おいらは埼玉に住んでいた頃、有馬記念の時に1度来たことがある中山競馬場だが、外から見る風景は全く別物だ。というのも武蔵野線でここに来る場合、最寄の駅から競馬場までは長い地下道を通ってくる為、東西南北もわからず、ただただ人の流れに乗っていくだけだからだ。そういう意味では正面入り口から入っていくのはとても新鮮味があった。
 開催が新潟と云う事もあり、比較的人は少ないがそれでもまずまずの入りだ。おいら達6人は早速おのおののデータを取り出し予想をはじめた。と思ったのもつかの間、
「もう、2R買ってきたぁ。」
の声。ケンさんだ。さすが素早い。何人かは追いかけるように発売所に向かったが、おいらはまだ読み込んでいなかった為、ここは『見』にした。そしてレース。
「よっしゃぁ〜。」
再びケンさんだ。見ると枠の2点できっちり当たってる。オッズは20倍を超えていた。競馬場い入って30分でもはや大台突破だ。さすがの度胸だと感心していたら
「誕生日馬券は当たるなぁ〜。」
・・・ホントすごい人だと思いました。^^;
 おいらが当たったのは4R。◎は11番人気のマイネルダンスール。前2走は結果がもうひとつだったもののアガリはしっかりしていたので展開ひとつではと思っていたら、人気両馬の先頭争いの後方外目からうちの馬が飛んできた。
「届け〜届け〜!。」
他の人は枠や馬連を持っていたので一瞬「何を言ってるんだ。」と思ったかも知れないが、おいらは3連複しか買ってないのである。何とか内の馬を差し切って3着でゴール。万馬券まで行かないがなかなかの高配当ゲットだ。穴党の面目躍如!これで今日はイケルと思ったのだが・・・。午後には更なる大波乱がまち受けていた。

つづく・・・