まず最初に前置きしておきますが、だっくんは馬単が苦手です。穴党人間というのは基本的に『絶対勝つ』馬ではなく、なにかの紛れ(展開・枠順・天候etc.)に乗じて『滑り込む』馬を探すわけで着順まで狙い撃ちすることは難しいと考えるからです。
しかしながら、新馬券が始まって2ヶ月余り。配当に開始前では予想しづらかった結果が出てきた為、少し馬単について考えを改めてみようと考えました。ここでは自らの学習も含め、馬単で高配当を取る手段を考えてみたいと思います。
☆3連複より馬単の方が美味しい?
私だっくんは完全なる3連複党です。それはやはり一発の大きさにあります。10万馬券とは言わなくても1日何レースかは穴馬が飛び込んで万馬券になるからです。それが3着でもいいわけですからこんな美味しい馬券はないと思っています。(もちろん他の2頭も当てなくてはいけませんが・・・) しかし単純な配当の比較となると意外な結果が出てきます。
その最も顕著な例として、配当金の逆転現象があります。例えば8月24日、25日の新潟、小倉、札幌の3場での馬単と3連複でどちらが高配当だったかを調べると次のようになりました。
新潟=馬単 13:11 3連複
小倉=馬単 11:13 3連複
札幌=馬単 5:19 3連複
札幌以外の2場では馬単が配当で上回ることが50%もの確率だったのです。頭数の多いレースでは3連複の方が組み合わせが多いはずなのにこの結果は驚きです。ちなみに他の週のものを見てみましたが、5%程度の違いで大差ありません。
では実際の配当はどうだったかというと…
馬単=13831円 3連複=17774円
とこんな感じ。更に万馬券の数を見ると
馬単=15回 3連複=22回
になります。馬単の配当の中には、43万馬券が含まれていることを考えると、高配狙いには馬単、万馬券狙いには3連複という感じがします。
☆順番が大事。
もうひとつ高配当に欠かせない要素として、1着⇒2着の人気の並び方があります。当然の事ながら1着が人気薄であれば2着が1番人気であってもかなりのオッズが弾き出されます。実際に1着馬と2着馬の人気の大小を比較してみると(8月24、25日)
1着馬が2着馬より人気…41回
2着馬が1着馬より人気…32回(※2着同着1回あり)
7レースに3レースは人気薄の馬が先着していたということになる。もう少し枠を広げて、それぞれの場合の平均配当を見てみると
1着馬が2着馬より人気…7497円
2着馬が1着馬より人気…21513円
ほぼ出現率が変わらないのにこれだけ配当差が出るわけだから、ある程度穴党の買い方が決まってくるワケです。
しかし、1着に人気馬が来ても、2着がかなりの人気薄だった場合には、万馬券が出る場合もあるわけでその辺りをどう押さえていくかも問題です。
☆そこで、だっくん的馬単購入術(仮)
まだ調べるといろいろな法則が出てきそうですし、個々のレースオッズは全て違うため調査は続行する必要はありますが、とりあえずこの辺りの情報から人気を元にした馬券の選び方を考えてみました。
1.まず軸にする馬(A)を決め、その人気順(例:4番人気)を確認します。
2.相手の馬(B)の人気順(例:2番人気)を確認します。
3.その2頭の人気順を足します。(A+B) (例:4+2=6)
4.1着馬をA,Bの2頭の人気薄で選んだ場合はその人気薄の人気順を3.のものに足します。(例:軸馬(A)を1着とすると4+2+4=10)
5.上で計算した値が10を超えれば穴馬券の価値あり!
ちょっとわかりにくいかも知れないので表にします。
軸馬 | 人気有1着 | 人気薄1着 |
1番人気 | 9番人気以下 | 5番人気以下 |
2番人気 | 8番人気以下 | 4番人気以下 |
3番人気 | 7番人気以下 | 4番人気以下 |
4番人気 | 6番人気以下 | 3番人気以下 |
5番人気 | 6番人気以下 | 3番人気以下 |
6番人気 | 4番人気以下 | 2番人気以下 |
7番人気 | 3番人気以下 | 2番人気以下 |
8番人気 | 2番人気以下 | 全てOK |
9番人気 | 全てOK | 全てOK |
この買い方をするとほぼ90%の確率で40倍以上の配当になる計算です。単純に18頭立てで1頭を決めうちして表裏を総流ししても最大34通りですから軸さえしっかり決まっていれば損をする馬券は買わないことになりますし、万馬券も転がってくる買い方になっていると思いますよ。ま、単勝人気が馬単に直結しているとは限らないですが、参考にはなるのではないでしょうか?さて、がんばって馬単も楽しみましょう〜。^^v