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山の手線内の銭湯
山の手線の内側の領域は東京23区のうちの12の区で形成されているが、その大半は文京区、新宿区、千代田区、港区の4つの区で成り立っている。特に新宿区以外の3区はそのほとんどが山の手線内にある。それ以外の8区に関しては区のほんの一部が山の手線内にあるだけである。平成15年1月現在の山の手線内の銭湯の数は81で、東京都内全体の銭湯数1171軒のわずか7%に過ぎない。山の手線内の銭湯の分布は、都内全体の傾向を反映して北高南低となっている。そして山の手線内の銭湯数81のうち約半数の41が新宿区と文京区内にある。(図表の下部へ続く)

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豊島区
宮下湯
金春湯
玉の湯
大塚記念湯
湯屋平成
月見湯
日の出湯
富士の湯
高砂湯

新宿区
桜湯
金泉湯
松の湯
万年湯
金沢浴場
東宝湯
弁天湯
大星湯
蓬莱湯
塩湯
若葉湯
柳湯
第二弁天湯
弦巻湯
大黒湯
松の湯
金成湯
竹の湯
第三玉の湯
熱海湯

渋谷区
長生館湯
鶴の湯
さかえ湯
改良湯
広尾湯
松の湯
新橋湯
宝来湯

港区
清水湯
越の湯
竹の湯
小山湯
ふれあいの湯
万才湯
三越湯
玉菊湯
高輪浴場


東京23区内の銭湯の分布は北部(板橋区+北区+足立区+荒川区)250、東部(台東区+墨田区+江東区+葛飾区+江戸川区)287、西部(練馬区+豊島区+杉並区+中野区+世田谷区)247とこれら3地域ではほぼ均等に分布しており、中部(新宿区+渋谷区+文京区+千代田区+中央区+港区)108と南部(目黒区+品川区+大田区)168がやや少なめとなっており、北に多い印象である。区別のランキングでは、大田区(92)、江戸川区(75)、足立区(73)、葛飾区(68)、板橋区(64)と東南北の東京の外輪を取り囲む地域(おそらく住宅地)に多い傾向にある。これらの区に関しては区の面積が大きいことも銭湯数が多い理由の一つとなっている。少ないほうでは、千代田区(4)、港区(9)、中央区(13)、文京区(21)、渋谷区(24)で、すべて都心部を形成する区だ。ちなみに都内全体の銭湯数は1171軒(東京銭湯マップ2002の1186軒から廃業15軒を除く)で、多摩地区は111軒(113軒より廃業2軒を除く)、23区内は1060軒(1073軒から廃業13軒を除く)という内訳になっている(平成15年1月現在)。23区内で1010軒を維持できるまで50軒の余裕があり、1〜2週に1軒の廃業があるとすると、あと1〜2年の猶予という計算になる。(廃業ペースは半年で15軒だからやや減速している?)

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北区
松の湯
滝の湯
宗湯

荒川区
千歳湯
富来浴場

台東区
世界湯
初音湯
朝日湯
菊の湯
六竜鉱泉

文京区
君の湯
大正湯
大黒湯
豊川浴泉
月の湯
浴場熱海
おとめ湯
かねき湯
歌舞伎湯
初音湯
白山浴場
光楽湯
錦湯
富士見湯
菊水湯
シビックランド
日の出湯
富久の湯
鶴の湯
山の湯
宮の湯

千代田区
バン・ドゥ−シュ
梅の湯
稲荷湯


品川区
高松湯

中央区

目黒区



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