富士の湯

【2003.1.21】  
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富士の湯
豊島区雑司が谷3−21−4
03-3989-0737
14:00-25:00(日曜は13:00から)、土曜休→
廃業(2007.1)、フロント形式の番台。
都電荒川線の鬼子母神駅前駅からだと3分、JR目白駅から都バス(61、51系統)に乗って3つ目の鬼子母神で降りても5分ぐらい。高田1の信号機のある交差点を左折して鬼子母神の参道に入る。都電を渡ったらY字路を右に行って鬼子母神大門ケヤキ並木に入り、突きあたりを右折して左折した右側にある。


コメント:瓦葺ではないが、上下2重妻のある(妻入り)清楚な造りの外観だ。玄関前はおそらく改装されているのだろう。センスのいいきれいな門構えとなっている。富士山の絵の入った「富士の湯」の看板がかわいらしい。玄関は典型的な構造で左右に分かれて中へ入る。銭湯マップではフロントという記載になっているが、これはフロント形式の番台だ。脱衣場はやはり昭和後期に造られかんじで、一応格天井とは言えるものがあるものの材質は新しくてきれいだ。壁伝いに島ロッカーあり、奥にベンチとマッサージ機あり。洗い場に入るとこじんまりとした感じで、正面は大きな四角いタイルによるタイル絵で、アルプスのような山並みと渓流、瀧などが描かれている。女湯側に立派な富士山が!男女境の壁は小さい四角タイルによるモザイク画だ。牛の放たれた牧草地と山並みの牧歌的な風景が描かれている。小さな島カランが1列あって、全体的にこじんまりした感じだ。立ちシャワーブース1枠あり。カランの配置は6-5-4-5と少なめ。カランは最新のロケット型のもので、タイルも最近貼りかえられた感じの新しいものだ。湯温・湯量とも普通。何と木桶が3つだけ置いてある(残りはケロリンの黄桶)!浴槽も全面的に作り替えられた感じで、右手前に大きく張り出しており、右の浅湯に大きな床バイブラがあって泡風呂となっている。その奥には3点ジェットが2基付いている。左は深湯で水面は水を打ったように静かだが、隅っこに半円形の座風呂ありボタンを押すと15点ジェットの出るボディーマッサージ風呂となっている。湯温は43℃の表示で、どちらも長く入っていられる温度だ。改装して間もない感じでやる気がみなぎっている清潔できれいな銭湯だ。営業時間も長く、早い時間から比較的大勢の人で賑わっている印象だ。

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