越の湯
Part1

【2004.6.10】  
越の湯Part2へ続く
越の湯
栃木県宇都宮市清住町2−2−11
028-622-7336
?:00-?:00 月曜休、番台。

JR宇都宮駅で降りたらそのまま駅前ロータリーに降りる。いっぱいバスがあるが、すぐ前の1番バスが一番頻繁に来て、東部(宇都宮)駅前も通る。これに乗ってバス停で5つ目ぐらいが東部駅前(ここで降りれば100円)で、その次が伝馬町(ここまで来ると150円)だが、伝馬町は系統によっては通らない。伝馬町を過ぎて初めの通りを右折、しばらく道なりにまっすぐ進んで5差路の信号のところへ来たら左折して少し行って今度は右折した左側。伝馬町から4分ぐらい。すぐそばまで来るバスもあるが、行き先を選ばなければならず、またバス停が少し先で料金も高い。このように宇都宮ではバス路線や区間料金に精通していることがポイントと思われる。

コメント:今日も出張帰りなので宇都宮に着いたのは夜7時ごろ。幸い日が長い季節柄なので何とか夕暮れぎりぎりの銭湯の外観を見ることができた(あともう10分ぐらい早いともっと幻想的なきれいな写真が撮れるのだが・・・)。外観は昭和モダン的な清楚な感じの一軒家銭湯。玄関周りのちょっとした枠組みやモルタル壁に埋め込まれた「湯の越」の文字(この時代のものにしては珍しく右から書かれている)がかわいらしい。男女別々(男性は右)のサッシを開けると左手に番台、右手に棚状の下足入れ(後でよく見たら左側の下に松竹の下足箱もいくつかあった)。料金370円を払って中へ。聞いていたとおり、栃木の銭湯ではきっちり挨拶してくれて気持ちがいい。こじんまりした家庭的な広さ。でも天井は格子状、ベンチが2つあって、右壁にロッカーも少しある。体重計はなく、乱れ籠が高く積まれている。左手にかがみ壁とその奥にドライヤー(20円)が掛かっている。
さて、浴室。やはりこじんまりとしていて、いかにも地方の銭湯という規模だ。中央に島カランがあるが、 カランは両側2個づつだけの小さなもの。両側の壁際のカラン数も5個づつ。こちらはシャワーも付いていて、湯温・湯量は良好。天井は小さいながらも東京風2段式で、浴室正面には小ぶりなタイル絵(那須の連山?と渓流沿いに白樺というこのあたりらしい風景)がある。浴槽はシンプルな2槽で右側の浴槽には1点ジェット3本あり、左側の浴槽では壁に備え付けの金属槽からお湯が流れ落ちている。
そんなわけで、地元のおじさんが三々五々やってくるような、地元密着の生活必需銭湯という感じだ。

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