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恵美須湯 ebisuyu
台東区下谷3−18−9
03-3873-5244
15:30-24:00
不定休、フロント


訪問記 【2008.12.23】

今日は三ノ輪近傍の恵美須湯へ。三ノ輪あたりはいい銭湯がいっぱい残っているのでなかなか順番が廻ってこないのであった。恵比寿湯は道路の角地に建っており、さらに右隣がコンビにの広い駐車場として整備されたので、周りに建物が全くなくて伸び伸びと建っている瓦葺レトロ銭湯だ。小さいながらも木彫りの懸魚も付いている。上の屋根はどうやらトタン葺きに替えられているようだ。


玄関周りはレトロなまま、欄干の木の造作などもむかしのままで美しい。玄関を入ると正面に傘入れ、左右には典型的な下足箱(松竹錠)があり、ここの天井も格子状、扉は昔のままの木製の扉だ。引き戸から中に入ると番台改めのフロントなのだが、脱衣場の方を向いているので実質上は低い番台と同じだ。衝立があるので女湯の方は完全に遮断されている。

天井は見事な折り返し付きの格天井で、ところどころには布製のデザイン柄なども貼られてる。男女境は鏡壁で、体重計はHoktowのアナログ体重計。冷蔵庫は横長縦で、冷蔵庫の横にはガラスケースが並び立ち、銭湯グッズが豊富。裏になぜか大きな王将駒が立て掛けられている。島ロッカーはなくて真ん中にはテーブル・椅子がある。外には男性側にコインランドリーが増設されているので、木の扉はあるもののその外はランドリー裏の物置になっている。


浴室へ。ここは比較的新しいレンガ色のタイルに張り替えられていて、比較的綺麗。島カランは1列でカランの配置は6-5-5-6、カランは温泉マークの赤・青、桶はブルーの普及版で椅子も普及版。正面壁は竹林のパネルで、残念ながらペンキ絵はないし、タイル絵もないのがちょっと寂しいかな。浴槽は浅・深湯のシンプルな2浴槽で、深湯にはバイブラ、浅湯には2点背ジェットが3基ぐらい。浴槽の淵は石張りでちょっとゴージャスな感じ。


そんなわけで、路地に挟まれてのびのびと建っている三ノ輪近傍の恵美須湯は、こじんまりとした瓦屋根(玄関上は千鳥破風)の一軒家銭湯で、鳴り物もなく静かで落ち着ける典型的な昔ながらの銭湯だ。

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