鶴の湯
台東区浅草橋５−２７−２
03-3851-4569
15:30-24:00、土曜休、フロント。
ＪＲ総武線浅草橋駅を降りたら西側の通りを北上。信号を１つ２つ越えて進んでいき、蔵前橋通りの手前を左折してすぐの右側。駅から6分。
コメント：とにかく外観がすばらしく美しい東京2段型レトロ銭湯だ。上段の千鳥破風と思しき三角屋根はひょっとすると後から増築されたものであろうか。きれいな鶴の絵が描かれていて、夜にはライトアップされてこの鶴の絵が浮き彫りになって見えるような演出は心憎いばかりだ。築地塀の見事さと松の葉をかたちどった小窓の造形もすばらしい。
さて、内部だが改装されたフロント（向こう正面を向いている）で料金を払ってさらに脱衣場へ。手前側にはガラスの引き戸越しに坪庭も健在で、巨大なな石灯籠が置かれていて驚いた（庭がライトアップされていないのは残念）。TQANAKAのアナログ体重計あり。浴室に入ると全体が比較的モダンに改装されている様子で、正面は幾何学的な模様のモザイクタイル絵。島カランは1列でカランの配置は6-4-4-4。浴槽はシンプルな深・浅湯の２槽で、深湯はバイブラ（湯温は４３℃ぐらい）、浅湯には背後から2点ジェットが2本あるだけだが、グリーンのライトで照らされていて幻想的。浅湯の横の奥まったスペースに立ちシャワーブースが3つ並んでいるのが珍しい。
というわけで、鶴の湯はとにかく外観の美しい、そして内部はガラッとモダンで使いやすい感じに改装されているレトロモダン銭湯だった。
|
