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鶴の湯 台東区浅草548−4 03-3872-7753 15:00-24:00、木曜休(祝日は前日休)、フロント。 アクセス:浅草駅から馬道通り(浅草寺東側の大通り)を北上する。7-8分進むとT字路にぶつかるが、その手前の小道を左折すぐの道を左折して少し進んだところの左側にある。浅草駅から10分ぐらい。なお、東浅草1丁目のバス停からなら1分。 コメント:三社祭りを見学がてら浅草の銭湯に入ることにした。というわけで、浅草寺北のエリアにある銭湯から探すことに。曙湯は以前に入っているので、馬道通り至近にある鶴の湯へ。このあたりはちょうど氏子出しの三ノ宮神輿が繰り出すあたりなのだが、予定通りに進むことはまれのようで、今頃はどの辺にいることやら。それでも各町内会の町神輿があちこちに練りだしていて、鶴の湯のそばの細い筋でも町神輿が気勢を上げていた。しかし、このような場末の町神輿ともなると観光客はほとんどいなくて、地元の人たちだけで盛り上がっているので、近づき難い感じ。やはり、「祭りは見るものではなくて、参加するもの」と実感しつつ、鶴の湯へ。 外観は立派な千鳥破風が重なるように二重に見えていて、上の破風には家紋?も付いている男性的な意匠。玄関回りはモダンに改装されていて、踊り場も男女共通だ。右手の一箇所の入り口からロビースペースへ入る。その手前にラドン処理機が鎮座しているのが目立つ。正面にフロントがあって、手前にはソファーとテレビ。フロントの左右に暖簾の掛かった男女別々の入り口がある。 脱衣場内も比較的モダンに改装されていて、明るくて清潔な感じに仕上がっている。ただし天井だけは昔ながらの立派な格天井が覆っている。中央にベンチがあって、ロッカーは周囲の壁際のみにあり。洗面台コーナーあり。体重計はクボタのデジタル体重計。 さて、いよいよ洗い場へ。三社祭の最中の銭湯はどういうものかと思ったら、結構年配層を中心にいっぱい人が入っているのに驚く。「神輿で汗を流した」という感じでもなく、お祭りはやはり若者中心ということか? 浴室内部もモダンに改装されていて、お洒落な大きなタイルで飾られている。そんなわけで正面にもペンキ絵などはなく、きれいな幾何学模様のタイルがところどころに貼り込められている。浴槽も色物いろいろで、左から電気、バイブラ、樽型の8点ジェット、最後に大きな2点ジェットバスと続く。 男女境にはラドン湯の小部屋があり、反対の壁側にはじっこうの露天風呂がガラスで仕切られた小部屋として独立している(ほとんど室内にあるのだが、外気浴となっている)。その露天ガラス部屋の手前には水風呂があって、その反対側の脱衣場寄りに湿式サウナ室がある。島カランは1列で、カランの配置は8-7-7、カランの湯量・温度とも良好。右手の水風呂手前に立ちシャワーブース2基あり。 というわけで、鶴の湯の外観は男性的な千鳥破風レトロ銭湯で、内側がモダンな機能充実の快適銭湯だ。 |
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