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銭湯の内側を見る |
平和湯 台東区今戸2−36−6 03-3873-6358 16:00-23:30 木曜休、番台。 アクセス:地下鉄浅草駅を出たら江戸通りを北上して、言問通りにぶつかったら5差路の真ん中の吉野通りをさらに北上していく。しばらく進んで東浅草交番前の交差点で右折して東に進み、3つ目の筋を南下してすぐの左側にある。駅から歩くと10分以上かかるか。 コメント:土手通りから地方橋交差点を東に進んで、さらに一方通行の路地を南下してすぐの左側にある。この通りがちょっと狭いので、夜はなかなか見つけにくい。で、やはり台東区立の今戸老人福祉館の建物にある。上にあったのがサウナで、1階部分にある小さなビル銭湯だ。 玄関の様式は典型的な東京スタイル。左右の踊り場から上がって、下足箱の靴を入れて、サッシ?の引き戸から中に入る。番台はフロント風に低い位置にあるが、横に立て板が張ってあるので、正面しか見えないようになっている。ビル銭湯だけあって、脱衣場の天井はひくいのだが、小さなタイル張りの丸い柱があるのが、昔風(同じような柱が浴室の中にもある)。島ロッカーが縦に1列あり、外側壁際もロッカーになっている。男女境は鏡壁になっていて、Keihokuのアナログ体重計あり。脱衣場全体の雰囲気はなんとなく、地方の銭湯風というか、ひょっとして区立?という感じ(これについては確認しなかった)。 浴室も実にシンプルな感じで飾り物はなく、ビル銭湯で天井も低いので湯気が立ち込めて視界が悪い。それでもカラン上のタイルには蔦か何かの植物の模様が入っている。島カランは1列で、カランの配置は9-7-7-4、シャワーの湯温はちょうどいい感じに調節されている。右手には立ちシャワーブースが3基あって、2基は10点ジェットの噴射式だが、うまく稼動していない様子。湯船は定番の長方形ではなく、変形半楕円形で手前にせり出すようなかっこうになっている。広めの浅湯(大きな下からのバイブラと赤外線ランプあり)と小さなバイブラ付きの深湯(熱めに設定してあるので、水で薄めないでくださいと書いてある)の2つに仕切られている。湯温はどちらもかなり熱くて、深湯は体がじんじんするぐらいなので、44℃以上はあるものと思われる。ケロリン桶がバサッと積まれていて、何と言うか(気のせいか)いかにも公共浴場という感じ。 というわけで、今どの路地の老人福祉館の一角にある平和湯は、ほんとに地元の福祉のためにあるようなシンプルな公衆浴場だ。ちょっと老朽化も目立っているので、建物的にも目いっぱいなのかもしれない。 。 |
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