平和湯

【2007.12.11】  
銭湯の内側を見る

平和湯
台東区今戸2−36−6
03-3873-6358
16:00-23:30 木曜休
、番台。

アクセス:地下鉄浅草駅を出たら江戸通りを北上して、言問通りにぶつかったら5差路の真ん中の吉野通りをさらに北上していく。しばらく進んで東浅草交番前の交差点で右折して東に進み、3つ目の筋を南下してすぐの左側にある。駅から歩くと10分以上かかるか。


コメント:土手通りから地方橋交差点を東に進んで、さらに一方通行の路地を南下してすぐの左側にある。この通りがちょっと狭いので、夜はなかなか見つけにくい。で、やはり台東区立の今戸老人福祉館の建物にある。上にあったのがサウナで、
1階部分にある小さなビル銭湯だ。

玄関の様式は典型的な東京スタイル。左右の踊り場から上がって、下足箱の靴を入れて、サッシ?の引き戸から中に入る。
番台はフロント風に低い位置にあるが、横に立て板が張ってあるので、正面しか見えないようになっている。ビル銭湯だけあって、脱衣場の天井はひくいのだが、小さなタイル張りの丸い柱があるのが、昔風(同じような柱が浴室の中にもある)。島ロッカーが縦に1列あり、外側壁際もロッカーになっている。男女境は鏡壁になっていて、Keihokuのアナログ体重計あり。脱衣場全体の雰囲気はなんとなく、地方の銭湯風というか、ひょっとして区立?という感じ(これについては確認しなかった)。

浴室も実にシンプルな感じで飾り物はなく、ビル銭湯で天井も低いので湯気が立ち込めて視界が悪い。それでも
カラン上のタイルには蔦か何かの植物の模様が入っている。島カランは1列で、カランの配置は9-7-7-4、シャワーの湯温はちょうどいい感じに調節されている。右手には立ちシャワーブースが3基あって、2基は10点ジェットの噴射式だが、うまく稼動していない様子。湯船は定番の長方形ではなく、変形半楕円形で手前にせり出すようなかっこうになっている。広めの浅湯(大きな下からのバイブラと赤外線ランプあり)と小さなバイブラ付きの深湯(熱めに設定してあるので、水で薄めないでくださいと書いてある)の2つに仕切られている。湯温はどちらもかなり熱くて、深湯は体がじんじんするぐらいなので、44℃以上はあるものと思われる。ケロリン桶がバサッと積まれていて、何と言うか(気のせいか)いかにも公共浴場という感じ。

というわけで、今どの路地の老人福祉館の一角にある平和湯は、ほんとに地元の福祉のためにあるようなシンプルな公衆浴場だ。ちょっと老朽化も目立っているので、建物的にも目いっぱいなのかもしれない。 。

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