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廿世紀浴場 台東区日本堤1−34−1 03-3873-8409 15:30-25:00、月曜休→廃業(2007年12月末)、番台。 地下鉄日比谷線三ノ輪駅で下車、明治通りを少し南下して三ノ輪2丁目で土手通り(右手)の方へ行く。日本堤1丁目の交差点を過ぎて次の細い路地を左折して少し入った左側。 コメント:写真集「廿世紀浴場」の表紙になっている有名銭湯だが、第一印象は思ったよりもずっとこじんまりした銭湯だった。浅草・吉原界隈の大勢の人で賑わう大きな銭湯なのかとかってに想像していたが、、実際はその周辺の狭い地域の街のお風呂さんだった。しかし、そのモダンな様相はかってのこの地域の繁栄ぶりを偲ばせるものかもしれない。他の銭湯のごたぶんにもれず、開店30分前頃から、一番風呂をあてにしたお年寄り達が玄関前にたむろしていた。 外回りと窓がモダンなこと、脱衣室の格天井がピンクに塗られていること、浴室内の電灯飾りがモダンなこと、それ以外はしごく普通のレトロ銭湯だ。 一番を狙った人達が出て行った後はほとんど入る人がない時間が続き、一人貸しきり状態だった(ちょっと心配ながろも非常にリラックス!)。島カランは1列でシャワーなしのカランが4列のみ。壁際のカランの数も少なく、シャワーはあるものの湯量・湯温ともにやや物足りないのは愛嬌か。球形の赤・青カランが主体。浅湯ととても深い深湯(床バブル付き)のみのシンプルさ。湯温やや低め?ペンキ絵は中島師によってこの夏に書き換えられたもの(雑誌、「三丁目の角」にその模様が掲載されている)で、女湯側が富士山になっている。玄関外からは女湯側の庭から伸びた木の赤や紫の花が美しかった。 |
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