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秀の湯 杉並区桃井4−2−9 03-3399-6112 15:30-25:30 金曜休、フロント。 西武新宿線上井草駅の西側を通る道をずっと南下していくと青梅街道を横切ってJRの西荻窪駅に通じている。この青梅街道の北側に西荻地域区民センターがあってその北側の筋を東に入ってすぐの筋を右に入った左側にある。青梅街道のバス亭の桃井四丁目から1分。西荻からは徒歩では10分ぐらいかかるだろうか。 コメント:1軒屋銭湯なのだが、瓦屋根などはない。入り口は引っ込んでいて、ひさしだけが伸びている。その上にはネオンの飾り付けがあって、クリスマスの屋外用の飾りつけのようだ。左側にコインランドリーがあり、花道は廊下のようになっている。玄関は男女共通。雪だるまの電球のついた置物あり。右側にフロントがあって左にロビースペースが伸びている。リクライニングベットが3台並んでいる。男女それぞれの暖簾をくぐって脱衣場へ。変形のスペースで、手前右置きに喫煙コーナーがある。両側の壁際にロッカーが並ぶ。洗い場に入ると正面に露天風呂に出るためのドアーと大きなガラス窓があるので、ペンキ絵などの装飾はなくて、飾りつけとしてはシンプルだ。そのかわり浴槽はスー銭なみに充実している。左側にはサウナがある(脱衣場から洗い場にかけて飛び出る感じに位置する)ので、その奥に水風呂(21℃の表示)、続いて電気風呂、大きなミクロバイブラ、7点座ジェット風呂、最後に薬湯(じっこう?)がL字形に配されている。湯温表示は42℃で、銭湯としてはちょっと温めか。カランは中央の島カラン(カラン数は6-6)と左側の壁際(カラン数11)にずらっと並んでいる。湯量・湯温ともにきわめて良好。最後に正面屋外に夜空の見える完璧な露天風呂。これが狭いながらも和風のいい雰囲気で落ちつける風呂だ。湯温は40℃を切ると思われる。とにかく施設充実の人気の銭湯だ。この日は日曜のいい時間であったこともあり、カランがほとんど埋まっているほどの盛況ぶりだ。最後にここの親父さんはとっても愛想がよく、やさしげなおじさんだったことが印象的だ。 |
[再訪問紀(2004.3.25)]
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コメント:開花宣言からはや1週間にもなるのに桜の花は開きかけたままで停止状態。今日も晴れるかと思ったら夕方から小雨でゲンチャリごと霧吹き状態にあってしまった。で、たまらず、銭湯へ。無性に露天風呂のある銭湯に入りたくなって秀の湯へ(こういうときは、どこの風呂がどうなっているか良くわかっている地元杉並の銭湯は有り難い)。 玄関先の雪だるまの電気人形、12月頃だけかと思っていたが、ずっと飾ってあるようだ。以前、むちゃくちゃ愛想の良いと感じたご主人、今日はふつうだった(以前は子供もろとも家族みんなで来たせいか?)。夕方5時ごろなのに結構混んでいる。こういう時って「この人たち、仕事はどうなってるんだ」と良く思うが、良く考えれば人のことを言えた義理じゃない。もっとも大半の人達はご隠居だから、風呂が開くのを今か今かと待ち構えていて一番風呂に入りたくて飛んで来るんだろうね。そうすればこの時間帯の仲良し常連さんとも話ができるし。やはり今も昔も風呂屋は親爺たちにとっての「こみゅにてぃすぺえす」になっているのだ。まあそれにしてもまだまだ元気に働いていそうな人も多いのだが(朝早い仕事で、もう終わって来ているのか?)。ここはサウナがいいらしくて、こういう銭湯はまた別な意味で結構混んでいるものだ。 さて、とにかく今日は体が冷え切っているので、まずはシャワーと汲み桶の掛け湯で暖を取る。簡単に体を洗ったら早速露天へ。天井ぶち抜きだからけっこう寒いじゃん。雨に打たれてからだが冷え切ったから銭湯に来たのにどうして露天に入りたくなってしまったのか自分の気持ちに疑問。でも肩までお湯に浸かればここの露天はやはり気持ちがいい。しかし、湯が温いのでなかなか出られない。そう、ここの露天はお湯がぬるくて長湯の客が多く、いつも順番待ち状態なのだ。で、次は中に戻って薬湯へ。何の説明書きも貼ってないが多分じっこうか何かだろうか。この浴槽はここの銭湯の中では一番熱くて、それでもやっと43℃いくかどうかと言う感じ。(中略)。 そんなわけで風呂から上がるときはすっかり体がしゃきっとなって、「生き返った」という感じ。やはり家の風呂ではこうはいかない。これが銭湯の醍醐味だ。 |