初音湯
【2002.12.11】  

初音湯
杉並区方南1−11−13
03-3324-1126
16:00-23:00 月曜、金曜休→廃業(2004.3.31)、番台。
京王線の代田橋駅の北口で降りたら、商店街(代田橋商栄会)を抜けて甲州街道に出る。右折してすぐ先の環状7号線との交差点で甲州街道を渡り、さらに環7を北上。2つ目の信号(泉南交番裏)で今度は環7を渡って直進(環7を右折することになる)。この道をしばらく進んだところの右側。花道があって少し引きこんだ位置にあるので注意。駅から7分ぐらい。


コメント:環7からの枝分かれの小さな路地なのに昔ながらの八百屋や魚屋があって、いかにも銭湯がありそうな商店街だ。大きな千鳥破風屋根がそびえるものの、正面は昭和ロマン風の洋風な作りだ。番台から先は典型的な東京銭湯。脱衣場の天井周辺にはきれいなRがついているのだけれど、天井そのものはフラットで格天井になっていないのがめずらしい。洗い場に入ってほっとしたのは1週間ぶりにペンキ絵をみたためか(この1週間も連日銭湯に行くもなぜかペンキ絵なしが続いていた)。平成13.5.18、大沼公園とある。女湯側を見やると富士山はなくて軍艦島のようだ。男女境の壁のタイル絵がまた美しくて、日本アルプスかなにかのようだ。それほど古いものではないようで、特に銘なども入っていない。島カラン1列で、カランは7-5-5-5の配置。すべてシャワー付きのきれいなタイル貼りで、湯量・湯温問題なし。立ちシャワーブース2基あり。浴槽は浅湯に2穴ジェット2機と壁際に涌き出し檻一つ。深湯はぶくぶくのバイブラ(赤ランプ付き)で、湯温は43℃であたりさわりなし。それなりに気持ちいいお湯で、絵画類の美しくて居心地のいい銭湯だった。脱衣室には2箇所にベンチがあってくつろげるが、清涼飲料水の冷蔵庫が全くないのは珍しい。壺庭はなく、いやかつてあったと思われるスペースが洗濯機部屋に変わっている。

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