湯あみランド永福
【2003.5.29】  

湯あみランド永福(永福湯)
杉並区永福4−2−10
03-3328-4639
15:00-24:30 月曜休、フロント。
京王井の頭線の永福町駅の北口で下車する。通りを渡って商店街へ入るとすぐにYの字に道が分かれるので、そこを左に入った左側にある。駅から2分。今回は阿佐ヶ谷駅から100円バス「すぎ丸」(15分毎に発車)で浜田山駅へ移った。所要時間は25分とのふれ込みだったが、22分で着いた。


コメント:正面はローマ宮殿風の造りでニュー銭湯の趣だが、かつての永福湯の建物を改装しただけと思われる。右寄りの入り口から中に入ると正面にフロントがあって、さらに左右に男女の入り口がある。左の奥にロビースペースが広がっていて、ソファーとテレビが置かれている。脱衣場に入ると右奥の壁際にロッカーが並ぶ。その向こう側は洗い場になっているのだが、かつての中庭に通じる廊下の役割も果たしている。その中庭には3色でライトアップされた露天風呂がある(ここの岩風呂の湯温は42℃の表示だが、一番熱めな感じだった)。正面から洗い場に入るとこれも正にニュー銭湯の趣なのだが、天井を見るとかつての典型的な東京銭湯の骨組みが残っている。左手に斜めに島カラン(カラン6基)があってその奥がサウナ(未体験)と水風呂(上にテレビあり)がある。正面奥とその左側はまたカラン(6基と4基)になっている。その上はかつてのペンキ絵の位置だが、いまは幾何学模様など。右側に浴槽が並んでいて、ミスト風呂(室内仕立て)、メインの浴槽(8点ジェットの寝湯と電気風呂、水枕付き、41℃の表示、手前に水柱の立つバイブラ湯)が並んでいる。さらに手前の廊下部分(天井はアーチ状で人物をあしらった新しいタイル絵あり)にはカラン8基で、最後に扉から外に出て露天風呂(前出)というラインアップだ。立ちシャワーブース2基。そんなわけで設備充実の21世紀型(?)の模範となるような生まれ変わり銭湯だ(建てなおさなくてもここまでできるのだという感じ)。

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