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大和湯 杉並区和田1−71−18 03-3381-3452 16:00-24:30 月曜休/日曜は15:00-、フロント。 営団丸ノ内線の東高円寺駅で下車して蚕糸の森公園の脇を南下していく。和田3丁目を抜けると和田2丁目との境になっている商店街が和田商店街(ここを西に向かえば環7をはさんで妙法寺に抜ける旧参拝道)に出る。ここを東へ向かって進んでいくと左側に右側に看板が見える。入り口はやや引っ込んだところにあって、花道の両脇が民家となっている。駅より6分との記載。 コメント:これほど花道が狭くてその両脇に民家が迫っている入り口も珍しい。左脇から獣道のような路地を通ってくることもできる。建物は昭和中期ごろのものと思われる三角屋根のある一軒家銭湯だ。男女共通の踊り場と下足箱のあるスペースを通過して正面のロビーへ。右にフロントがあり、左右の暖簾をくぐってそれぞれの脱衣場へ入る。妙にロビースペースが縦長(奥にはソファー、テーブルとテレビ、上開きのアイスクリーム冷凍庫、冷蔵庫などがある)だと思ったら、従来の男女の脱衣場スペースを約3等分して真中をロビーにしているのだ。 そんなわけで脱衣場はちょっと狭い感じだが、左手の洗い場に抜ける部分の脱衣場中にサウナが設置されているせいもある(もちろん、サウナの出入り口は浴室内)。化粧台等は感じよく改装されている。格天井などのレトロなものはない。洗い場に入ると特に目立ったビジュアルはない(装飾タイルが壁にはめ込まれている)が、きれいなタイルで改装されている。良く見ると東京では珍しくふんだんに石が使われている。1列ある島カランの壁や上側も湯船の淵や横壁も御影石様の石造りで、浴室全体がゴージャスな感じがする。カランの配置は2-3-5-5-7(すべてシャワー付きで、湯温・量は極めて良好)、というのも前述のサウナスペースのすぐ前が小さな水風呂になっており、これを取り囲むように壁カランが5つ付いているからだ。この変則の配置が何となく気が利いていて、スペースを非常に有効に使っているナイスな設計だ。立ちシャワーブース1基(右手前)。浴槽は浅湯(バイブラと赤外線)と深湯(水枕付き7点ジェットの座湯2基)に挟まれるように電気風呂あり。左手の浅湯は手前に大きく張り出している。湯温はどれも43℃といったところか。 というわけで、珍しく石造りで綺麗に改装された内部設計のおもしろい地域住人に人気の銭湯だ。なお、脱衣場のドライヤーが50円硬貨専用だったが、これは始めて目にした。 |