宮下湯

【2004.1.14】  

宮下湯
杉並区高円寺南4−29−2
03-3311-1622
16:00-25:30 月曜休、フロント。
高円寺南口へ降りたら駅前広場の左端から移行して続いていく通りを南下していく。始めの交差点を左折してすぐの左角にある。駅から2分。


コメント:この銭湯の前は何度も通り過ぎているのだが、やっと入湯することができた(というのも「銭湯めぐりは遠い銭湯から」という教えに従って最後の方にとっておいたからだ)。箱型ビル銭湯の1階部分で、2階は独立したサウナ&マッサージ施設となっている。入り口を入ってびっくり、はるかかなたに踊り場があって男女の入り口の暖簾が並んでいる。で、入ってすぐの左側にカウンターがあって、そこがフロントだった。靴を脱ぐ前に料金を払うのは珍しく、何となく大阪の銭湯風のロビースペースの空気だ。
ともあれ、脱場の中へ。ここはごくありきたりのロッカーに囲まれた空間、男女境が完全に閉ざされているのも珍しい。モダンな感じのスチール?イスとテーブルなどが置かれていて、機能的に造られている。さて、洗い場に入ると、ビル銭湯だけあって天井が低くて湯気で立ち込めている。で、壁の上に並ぶ高窓のサッシが少しづつ空いていて、結構寒いよ。一刻も早く、湯船に浸かりたくなる寒さだった。島カランは長いのが縦に1列(カランは8基づつぐらい?)と、壁際のカランは左角に3-3、ビルの柱を挟んで左奥にも7基ぐらいずらっとカランが並んでいる(湯量はいいがシャワーはちょっとぬるめ?)。浴槽は手前に飛び出るようにL字型に配置されていて、右の壁際にはまたカラン群(7基ぐらい?)と立ちシャワーブース。
さてその浴槽だが、大きなバイブラ湯の奥が3点ジェット座湯、右にシフトして水枕付き7点ジェット寝湯(たしか)3基と、最後に何も無しの小さな浴槽(他がぬるめの42℃ぐらいなのに対してここだけ43℃ぐらい?)が並んでいる。正面の壁のビジュアルは知るひとぞ知る高円寺の阿波踊りをモチーフにしたチップタイル絵(62.6、K.Kato?と書いてあるのは作者だろうか)だ。
そんなわけで、「高円寺へおいでの折りにはちょっと一風呂」と言う感じの駅のそばの便利銭湯だ。

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