成宗湯

【2003.6.26】  

成宗湯
杉並区成田東5−3−19
03-3392-0335
16:00-23:45 月曜休、フロント。
地下鉄丸の内線の南阿佐ヶ谷駅を下車したら青梅街道南側を荻窪方面に向かう。3分ほど行くとJAバンク城西支店あり。酒屋さんとの間を左折して小さな商店街を南下していく。3-4分進むと右側に蕎麦屋があり、そこを過ぎて始めの小道を右折してすぐの左側。駅より7-8分ぐらいの住宅街の只中にある。成宗の由来は、むかしこのあたりを成宗村といったからで、近くの杉並高校前には鎮守社もある。


コメント:外観は体育館風の大きな三角屋根(2重)の建物で、玄関周りはビルの入り口風。手前にはコインランドリ−あり。正面と両隣は普通の民家で、本当に住宅街の真っ只中にあるのだが、何の変哲もない外観であるがゆえに、違和感なく周囲に溶け込んでいる。
玄関を入って下足錠に靴を入れ、ガラス戸から中のロビースペースへ入る。ソファー、テレビ、ドリンク用の冷蔵庫あり。左手(建物からは正面)にフロントがあって、左右の入り口から脱衣場へ入る。外側壁のロッカーのほかに小さな島ロッカーあり。庭なし。男女境に鏡の壁。天井は今はフラットだが、格子の跡が残っているので、昔は格天井だったのか?柱時計とホクトウの体重計あり。洗い場に入ると正面に松島風のペンキ絵がどんと控えていて、安心する(12.12.11とだけ書いてあって、女湯にも富士山はなさそう)。左手に使われなくなったサウナ(ちょっと寂しげ)、右手に立ちシャワーブース1基。島カラン1列で、すべてシャワー付き。7-7-7-5の配置で、お湯はいい。男女境のタイル絵には鳥居があるのが印象的。ペンキ絵下にも宣伝看板とタイル絵(こちらは山並みと水車小屋?)。浴槽は古典的な深湯と浅湯で浅湯のほうに床バイブラあり。湯温は45℃の表示で43℃ぐらい(深湯は45℃あるかもしれない)で、この日はブルーの薬湯。色物はあまりないが、とにかくいいお湯だ。洗い場のタイル等はそこそこ新しくて、桶は薄茶の小さ目のもの。そんなわけで、住宅街の中のそれなりに落ち着ける住宅密着型の銭湯だ。

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